ヤマハ発動機は11月9日、「第42回東京モーターショー」（一般公開日：12月3日～11日）の出展概要を発表した。

　「あしたらしい風」をメッセージとしたブースを出展し、コンセプトモデルを含む2輪車20機種と、パーソナルビークルの多様性を演出する特別出展物5台を展示する。そのうち、電動3輪車を1台、電動アシスト自転車1台を参考出展。

　「EC-Miu（イーシー‐ミウ）」は、都市生活におけるエレクトリックコミューターの新たな可能性を提案する原付1種クラスのコンセプトモデル。女性が安心して楽しく使えるように前1輪・後2輪のマルチホイールを採用する。風の流れをイメージしたデザイン、取り扱いやすいすっきりしたコンパクトサイズが特長で、“私”にも“環境”にもやさしい、日々のちょっとしたお出かけパートナーとしている。

　「PAS WITH（パス ウィズ）」は、電動アシスト自転車の新しい楽しみ方を提案するコンセプトモデル。日常の通勤や買物での利用、旅先での移動をより自由に楽しく演出するため、4輪車や公共交通機関との親和性を高め、簡単・コンパクトに折りたためる設計としている。パワーユニットにはフロントハブインモーターを採用し、デザイン性と折りたたみ機能を両立している。

EC-Miu	PAS WITH

　そのほか、ヤマハのデザインフィロソフィーを織り込んだと言う「Y125もえぎ MOEGI」、タフネス＆ヘビーデューティーなSUV2輪「XTW250陵駆 RYOKU」を参考出展する。

Y125もえぎ MOEGI。125ccエンジンを搭載	XTW250陵駆 RYOKU	YZF-R1。日本初披露となる同社のフラッグシップ製品
Majesty。250ccスクーター	TMAX。フルモデルチェンジした輸出仕様のTMAX	Super Ténéré Worldcrosser。欧州の「XT1200Z」（輸出仕様車）ベースのコンセプトモデル
CYGNUS-X SR。125㏄スクーター「シグナス-X XC125SR」に、ロードレース世界選手権参戦50周年記念カラーを施した	YZR-M1。Moto GPに出場するレース専用車