スズキは11月17日、小型乗用車「スイフト」の特別仕様車「RS」を発売した。価格は2WD（FF）車が137万250円、4WD車が154万8750円。

　XGのオーディオレス仕様車をベースに、従来の国内仕様に対して減衰力を高めて硬めのセッティングとしたダンパー、素材構成を変更して旋回時の応答性を高めたタイヤ、国内仕様よりもステアリング操作を重めの設定としたパワーステアリングコントローラーを採用した。いずれも欧州仕様と同様のチューニングが施されていると言う。

　これらの装備により、乗り心地とハンドリングのバランスを重視した国内仕様に比べ、直進時の安定感や旋回時の応答性などを高めたとしており、とくに高速道路などを使った長距離移動時にフラット感の高いスポーティな乗り味を体感できると言う。

　また、エクステリアではボディーカラーに特別色のプレミアムシルバーメタリックを含む全5色を設定したほか、フロントスパッツ、リア/サイドアンダースポイラー、ルーフエンドスポイラー、フォグランプ、LEDサイドターンランプ付きドアミラー、16インチアルミホイールを装備。

　インテリアでは、シルバーステッチ入りの専用ファブリックシート、シルバーステッチを施した本革巻きステアリングやシフトブーツを採用するとともに、リアシートにリクライニング機構（1段階）を備えている。