NEXCO東日本（東日本高速道路）、NEXCO中日本（中日本高速道路）、NEXCO西日本（西日本高速道路）、JB本四高速（本州四国連絡高速道路）、日本道路交通情報センターは11月28日、年末年始期間（12月22日～2012年1月4日）の交通渋滞予測を発表した。

　渋滞予測は、休日特別割引（上限1,000円）の適用がなかった過去の年末年始や今年のお盆などの交通混雑期、東北地方無料措置等の交通状況を踏まえて予測したもの。

　発表によると、年末年始期間の渋滞は下り線が12月29日～30日と2012年1月2日～3日に、上り線が1月2日～3日にピーク時10km以上の渋滞が多く発生すると予測。

　ピーク時の渋滞長がもっとも長いのは、1月2日17時ごろに上り線で発生が予測される関越自動車道（上り）藤岡JCT（ジャンクション）～鶴ヶ島IC（インターチェンジ）間の高坂SA付近の45km。通過時間は約90分となっている。

　上下線別のとくに長い渋滞の発生予測は次のとおり。

SA（サービスエリア）、PA（パーキングエリア）、TN（トンネル）

　また、ピーク時10km以上の渋滞回数を予測した日別発生回数は、下り、上りあわせて209回としており、昨年と比べ36回少ないと予測。30km以上の渋滞回数も、昨年と比べ12回少ない合計11回としている。

　その一方で、東北地方無料措置区間（※）の渋滞回数については、昨年は10km以上の渋滞が上下線あわせて1回だったのに対し、今年は下りで5回、上りで6回の合計11回と予測。さらに30km以上の渋滞も1回あると予測している。

（※）東北道［白河～青森］、青森道、八戸道、釜石道、秋田道、日本海東北道、東北中央道、山形道、磐越道、常磐道［水戸～広野、山元～亘理］、百石道路、琴丘能代道路、秋田外環状道路、湯沢横手道路、米沢南陽道路、仙台北部道路、仙台東部道路、三陸道

■昨年度年末年始との渋滞回数比較

■上記のうち、東北地方無料措置区間の渋滞回数比較