J.D.パワー、新車装着タイヤの満足度は3セグメントでブリヂストンがトップ
2011年日本OEタイヤ顧客満足度調査より

2011年12月15日発表



 J.D.パワーアジア・パシフィックは12月15日、2011年日本OEタイヤ顧客満足度調査の結果を発表した。OEはOriginal Equipmentの意味で、新車に装着されているタイヤのことを指す。

 調査は乗用車を新車で購入し、7~18カ月が経過したユーザーを対象に実施。軽自動車、コンパクトカー、パッセンジャーカー、ミニバンの4つのセグメントで分析を行っている。2010年3月から2011年2月の間に新車を購入した乗用車ユーザーに対し、2011年9月にインターネット調査を実施。総計5,419人から回答を得ている。

 総合的な満足度は、「ハンドリング/グリップ性能」「乗り心地/静粛性」「耐久性/信頼性」「見映え」の4つのファクターで構成され、各ファクターにおける詳細項目に対するユーザーの評価を基に、総合満足度スコアを1,000点満点で算出したもの。

 セグメント別総合満足度ランキングは、軽自動車、コンパクトカー、ミニバンのセグメントでブリヂストンがトップに輝いた。また、パッセンジャーカーではミシュランが2位以下を54ポイント上回り、7年連続で1位となっている。

 また、OEタイヤの顧客満足度を高めることは、履き替え時の需要の獲得に不可欠としており、リリースでは「タイヤメーカーがさらなる成長を遂げるためには、顧客の目線に立って商品開発を行い、販売機会を創出することが重要である」と述べられている。

軽自動車セグメントコンパクトカーセグメント
パッセンジャーカーセグメントミニバンセグメント

(編集部:小林 隆)
2011年 12月 16日