トヨタ、3代目プリウスを中国で生産開始
2015年前後に、ハイブリッドコンポーネントの現地化も

3台目となる現行「プリウス」

2011年12月19日発表



 トヨタ自動車は12月19日、中国第一汽車集団公司とトヨタの生産合弁会社である四川一汽トヨタ自動車有限会社で、3代目となる現行「プリウス」の生産を開始した。

 中国では、2005年に初めてプリウスの現地生産を開始、2010年4月からは、トヨタ自動車有限会社でカムリハイブリッドの現地生産も行っている。同社は、“ハイブリッド技術の中国での現地化”を目指しており、2011年10月のトヨタ自動車研究開発センター(中国)有限会社(TMEC)の定礎式で豊田章男社長は、「TMECにハイブリッドの開発部隊を設置し、2015 年前後を目処にハイブリッドコンポーネントの現地化を計画している」と述べている。

(編集部:谷川 潔)
2011年 12月 19日