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首都高が距離別料金に移行
看板やLED表示を距離別対応に変更

2012年1月1日



 首都高速道路は2011年12月31日、距離別料金制への移行に伴う作業を、首都高速道路神田橋インターチェンジ(IC)で公開した。

 首都高速道路は、従来は東京線700円、神奈川線600円、埼玉線600円(いずれも普通車料金)の料金圏別均一料金だったが、2012年1月1日0時から料金圏を廃止し、500円〜900円(普通車)の距離別料金制となった。ただし首都高速道路は料金所が入口にしかないため、走行距離の判定はETCで行う。ETCを使わず、現金で利用する場合は、基本的に900円の上限料金を支払うことになる。距離別料金の詳細については、関連記事のほか、首都高速道路による距離別料金検索サイトなどを参照されたい。

 神田橋ICで行われた移行作業は、IC入口路上にある看板の変更と、料金所レーンのLED表示の変更の2つ。

 距離別料金制に移行した1月1日0時、神田橋IC入口ではまず看板の変更作業が始まった。内回り日比谷通りの上にある、「ETCカードチェック!」の看板を、「普通車 現金900円、ETC500円〜900円、大型車2倍」の料金表示に変更するが、看板自体は事前に移行後のものに架け替えられており、0時に行われた作業では、その上に貼ってあった従来のETCカードチェックの表示のシールを剥がした。

左が神田橋IC 内回り入口。手前の道路が日比谷通りで、日比谷通りの上に首都高の案内標識と電光掲示板がある 作業前の路上の標識。「ETCカードチェック!」の看板が変更される
標識車と高所作業車が到着 高所作業車の作業員が、看板の上に貼られたシールをはがす
距離別料金の案内になった 電光掲示板にも「現金車は領収書が必要です」と表示された 作業は日比谷通りの2車線を封鎖して行われた

 首都高速道路の黄色い標識車と高所作業車が日比谷通りの中央2車線を封鎖し、高所作業車に乗った作業員がシールを5分ほどで剥がした。街路の看板の変更箇所は、首都高速全体で約180。これを20のチームが5時間ですべて変更すると言う。

 同時に、その看板の下にある電光掲示板には「現金車は領収書が必要です」と表示された。現金で利用する場合は入口料金所で料金を支払うが、本線料金所でその領収書をチェックするため、首都高を走行している間は領収書を捨ててはいけないからだ。

 続いて、料金所レーン左右に設けられたLED表示板の内容が、「徐行」「2012年1月〜 距離別料金へ」から、「現金車900円、大型は1800円」「ETCは距離別料金」に変更された。

 なお料金圏の廃止に伴い、湾岸浮島本線料金所と川崎浮島料金所は料金所としての機能を停止するが、ETCのゲートは今まで通り機能する。したがって、通過しても料金は徴収されないが、20km/h以下に減速する必要がある。また、現金車は料金所係員が手動でゲートを開閉するため、一時停止する必要がある。

 これは、料金所のレーン通過時に構造物に衝突する事故を防ぐための措置。構造物は撤去される予定だが、時期は未定としている。

神田橋IC内回り入口のレーン。「徐行」「距離別料金へ」の表示が変更される 「徐行」は現金車の料金案内に変更された
「距離別料金へ」は「ETCは距離別料金」になった

(編集部:田中真一郎)
2012年 1月 1日