テスラ、EV「ロードスター スポーツ」の2012年モデル
欧州、日本、アジアパシフィック限定で販売

ロードスター スポーツの2012年モデル(Photo:Daisuke Akita)

2012年1月発売
14,815,500円



 テスラモーターズは、電気自動車(EV)のオープンスポーツカー「ロードスター スポーツ」の2012年モデルを1月から発売する。価格は14,815,500円で、欧州、日本、アジアパシフィック限定での販売となる。在庫がなくなり次第、販売を終了する。

 2012年モデルでは、モーター、インバーターシステムの性能が向上したほか、キセノンヘッドライトや静粛性を高めるフロントガラスシールなどを採用。ボディーカラーには新たにコズミック ブラック、アッシュ グレー、マグマ オレンジの3色を設定し、それに付随してインテリアも新色を用意する。

 また、欧州で普及している充電インフラ「Type 2 ステーション」およびコンセントから充電可能なメネケス製のモバイルコネクターと、日本で展開している「J1772 充電ステーション」からの充電に対応するJ1772 モバイルコネクターを装備した。

 ロードスター スポーツは最高出力215kW(288HP)、最大トルク400Nm(40.8kgm)を発生するモーターを搭載し、0-97km/h加速3.7秒、最高速200km/h、最大航続距離394kmのスペックを誇る。

 アップデートの詳細は次のとおり。

・復刻色とそれに合わせた新しい内装色:コズミック ブラック、アッシュ グレー、マグマ オレンジ
・降雪時や氷上でのパフォーマンスを向上させる、リア スノーカバーと性能がアップしたモーターおよびインバーターシステム
・暑い時期でも快適さを提供する最新のエアコン
・郊外での夜間の運転に最適なキセノンヘッドライト
・車内の静けさをさらに向上する最新のフロントガラスシール
・欧州で最も普及しているEVの充電インフラであるType 2ステーションおよびコンセントからの8kW充電に対応したTesla IEC Type 2(メネケス製)モバイルコネクター
・日本で現在展開中のインフラである公共のJ1772充電ステーションからの20kW充電に対応したJ1772モバイルコネクター

(編集部:小林 隆)
2012年 1月 11日