デンソー、車載用プラズマクラスター「パワフルモデル」 カップ型の「プレミアムモデル」も |
車載用プラズマクラスター「パワフルモデル」(ホワイト) |
デンソーは、床置き型の車載用プラズマクラスターイオン発生機「パワフルモデル」を2月15日に発売する。価格は25,000円。
デンソーはシャープと共同で開発したカップ型の車載用プラズマイオン発生機を2009年12月から発売。今回発売するパワフルモデルは、シャープのプラズマクラスター技術を搭載したイオン発生機として開発。花粉除去のニーズが高かったことを受け、デンソー独自のモデルとなっている。
パワフルモデルは、新たに2層構造の除塵フィルターを搭載。運転モードは、標準モード(消費電力8.1W/運転音31dB)、弱モード(5.8W/24dB)、パワーモード(9.7W/運転音36dB)の3つを備える。標準モードのイオン濃度は25,000個/cm3、パワーモードは標準モードの約1.5倍のイオン放出量になる。適用容積の目安は、約7.1m3。
本体色はホワイトとブラックをラインアップ。電源はDC12Vに対応し、専用カーアダプター(長さ1.8m)を付属。オプションとして、ACアダプター(長さ1.8m)が用意される。
本体サイズは、224×164×275mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約1,800g。
同社は同時に、ターボモードを新たに搭載したカップ型の車載用プラズマクラスターイオン発生機「プレミアムモデル」も発売。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は13,000円前後。
ターボモードを搭載したカップ型の車載用プラズマクラスターイオン発生機は、シャープからも発売されるが、デンソーのモデルはカラーバリエーションとして、ピンク、シャンパンゴールド、ブラックをラインアップ。天面のデザインも、メーターを意識したものになっている。
車載用プラズマクラスターイオン発生機「プレミアムモデル」(ピンク) | シャンパンゴールド | ブラック |
メーターを意識した天面の操作部 |
基本仕様は、シャープモデル、デンソーモデルとも同じ。「高濃度プラズマクラスター25000」を搭載し、風路設計の最適化で、風量「標準」モード時1.8Wの低消費電力と29dBの低騒音を実現。標準モードのほか、1.1W/23dBの風量「弱」モードと、標準モードに比べ約2倍のイオン濃度を実現する風量「ターボ」モードを搭載。適用容積の目安は、約3.6m3。
本体サイズは、上部直径76mm、下部直径65mm、高さ150mm。重量は約270g。電源はDC12Vで、カーアダプターが付属する。
(編集部:谷川 潔)
2012年 1月 18日