ケンウッド、新型2DINカーナビ「MDV-737DT」「MDV-535DT」がiPhoneで操作可能に
iPhoneアプリ「NaviCon」に対応

MDV-737DT

2012年2月1日発表



MDV-535DT

 ケンウッド(JVCケンウッド)は、2月上旬に発売予定の新型2DINカーナビ「MDV-737DT」「MDV-535DT」(地デジチューナー内蔵、DVD/USB/SD対応)が、iPhoneを接続してカーナビを操作できるデンソー製のiPhone用アプリ「NaviCon」に対応したと発表した。国内で販売されるAV一体型メモリーナビとして、NaviConを搭載するのは初と言う。

 NaviConは、iPhoneをカーナビと接続し、地図スクロールや拡大・縮小といった地図操作や、目的地・中継地の設定をiPhoneから行うことができるアプリ。目的地を地図から直接選択できるほか、Google検索の地点やiPhoneの連絡先、ブックマークから選択できる。

 また、NaviConは昭文社がリリースする旅行ガイドアプリ「ことりっぷ」など多数のiPhoneアプリと連携しており、こうしたアプリで行きたい場所を検索、地点情報としてNaviConで受信し、ワンタッチで「MDV-737DT」「MDV-535DT」に転送することで目的地に設定させることもできる。

 「MDV-737DT」「MDV-535DT」はともにWVGA(800×480ピクセル)表示が可能な7V型のスーパーファインビューモニターを搭載。どちらもフルセグ対応で4チューナー×4アンテナを採用する。

 ナビゲーションの新機能として「高測3Dジャイロ」を搭載するとともに、全国の主要道路約140万個所の道路傾斜データを収録することで、より精度の高い自車位置測位を実現。また、大型主要道路の開通予定情報をあらかじめ地図データベースに格納したことで、予定どおり新設道路の開通があった場合は新しい道路データの表示をはじめ、ルート検索も可能になる。

 地図データは1,334都市の詳細地図を収録。検索はタウンページ電話番号検索で約830万件、訪問宅電話番号検索で約2,700万件、ピンポイント住所検索で約3,800万件に対応。AV機能としてはiPhone4Sに対応したほか、YouTubeの視聴も可能としている。

(編集部:小林 隆)
2012年 2月 1日