コンチネンタル、EV/HV専用タイヤ「Conti.eContact」 |
独コンチネンタルは14日(現地時間)、電気自動車(EV)とハイブリッド車(HV)専用次世代タイヤ「Conti.eContact」を発表した。ルノーの2人乗りEV「Twizy」にライン装着される。
転がり抵抗を従来より30%低減することで、EVの走行距離を伸ばし、HVはエンジン走行を減らす。タイヤサイズは195/55 R20、125/80 R13、145/80 R13と大径かつ細くなっており、発進時の接地面の変形が軽減されることで転がり抵抗が軽減される。
また、サイドウォールはタイヤがたわんだ時のエネルギーロスを緩和する設計になっており、重量も軽減した。4つの縦溝、多数のサイプ、横溝を入れないデザインと堅固なトレッドリブにより、転がり抵抗低減と低い騒音レベルを両立し、ウエット性能も確保した。路面に水平なタイヤ形状は、タイヤが転がるときに発生するタイヤ内部の抵抗を抑制し、転がり抵抗を低減する。さらにデザインには、空気抵抗低減も考慮されている。
なおConti.eContactの日本導入は未定となっている。
(編集部:田中真一郎)
2012年 2月 23日