ルノー・ジャポンは2月23日、コンパクトハッチバック「ルーテシア ナイト＆デイ」を発売した。価格は214万8000円。同日、都内で発表会を開催した。

　これまでルーテシアの名称で販売していたが、名称を新たにルーテシア ナイト＆デイとした。名称変更に伴い、従来モデルでラインアップしていた5速MT車がなくなり、4速ATのみの用意となる。

　従来モデルからの変更点として、エクステリアでは新デザインの16インチダークメタルアルミホイール、ヒーター付き電動格納式ダークメタルドアミラー、リアおよびリアサイドのプライバシーガラス、専用エンブレム、ボディー同色のドアハンドルを装備。

　インテリアでは、センターコンソールパネルやフィニッシャーをピアノブラック調にするとともに、ファブリックとレザー調の素材を組み合わせたシートを採用した。

　ボディーカラーはブルー グリメタリック、ルージュ ディナメタリック、グリ カシオペメタリック、ノワール ナクレメタリック、ブルー エクストレームメタリック、ブラン グラシエの全6色。

会場に展示してあった黒（ノワール ナクレメタリック）と白（ブラン グラシエ）のルーテシア ナイト＆デイ。ボディーサイズは4025×1720×1485mm（全長×全幅×全高）で、直列4気筒DOHC 1.6リッターエンジンを搭載する

センターコンソールパネルやフィニッシャーはピアノブラック調とし、ファブリックとレザー調の素材を組み合わせたシートを採用する

マーケティング部商品計画グループのフレデリック・ブレン氏

　同日行われた発表会では、マーケティング部商品計画グループのフレデリック・ブレン氏がルーテシア ナイト＆デイの概要を説明。

　ブレン氏は、発表会会場に展示してあったルーテシア ナイト＆デイのならしをするために京都へ行ったことに触れ、「パリと京都は似たところがあり、路地や駐車場の入り口が狭い。そうしたシチュエーションで小回りが効くルーテシアはよかった」と述べ、コンパクトなボディーながらセグメントでは上に位置する、ゴルフ 6と同じ2575mmという長いホイールベースを持つことで走行安定性に優れること、そして居住空間が確保されていることを紹介。

　また、ナイト＆デイについて「今までよりもスタイリッシュなバージョンとして、エレガントかつダイナミックなバージョンとして日本に導入した」と述べるとともに、ナイト＆デイとの名称から「黒（ノワール ナクレメタリック）はエレガントで夜に走るのが似合うクルマ、白（ブラン グラシエ）はダイナミックで昼に走るのが似合うクルマ」と2色のカラーを引き合いに出し、昼夜を問わずいかなるシーンにもマッチングするスタイルを持っていることをアピールした。