日産、ジュネーブショーで次世代クロスオーバー「ハイクロスコンセプト」公開 新たなデザインの方向性を示すコンセプトカー |
日産自動車は3月6日(現地時間)、ジュネーブモーターショー(一般公開:3月8日~18日)で、同社の新たなデザインの方向性を示すコンセプトカー「ハイクロスコンセプト」を世界で初めて公開する。
「ハイクロスコンセプト」と名付けられたこのハイブリッドコンセプトカーは、現在の「ジューク」「キャシュカイ/デュアリス」「ムラーノ」というクロスオーバーラインアップを拡充することで、同分野におけるリーダーシップを発展させることを目的としていると言う。
前輪駆動車のために開発された新しい技術を、4輪駆動用に変更したハイブリッドパワートレインを搭載。新世代エクストロニックCVTと組み合わせた、1モーター2クラッチ方式を採用する。この新世代エクストロニック CVTは、従来のCVTと比べると10%の燃費改善を実現すると言う。シャフト径の小さいプーリーと新しいベルトを使うことで、可能な限り変速比の幅を大きくし、さらなる効率化を目指している。
ボディーサイズは、4660×1850×1670mm(全長×全高×全幅)、ホイールベースは2780mm。
(編集部:谷川 潔)
2012年 3月 6日