インフィニティ、ジュネーブショーでミッドシップスポーツEV「エマージ」公開
ツインモーターに加え、レンジエクステンダー付きの3気筒エンジンを搭載

エマージ

2012年3月6日発表



 インフィニティ(日産自動車)は3月6日(現地時間)、ジュネーブモーターショー(一般公開:3月8日~18日)で、同ブランド初のミッドシップのスポーツカーEV(電気自動車)コンセプトである「EMERG-E(エマージ)」を公開する。

 エマージは、同ブランドの“Inspired Performance”を体現するモデルで、ツインモーター、リチウムイオンバッテリーパック、4つのインバーター、レンジエクステンダー付きの3気筒エンジンを搭載。ツインモーター搭載の最高出力402HP(300kW)で、0-60マイル/h(約96km/h)は4秒、0-130マイル/h(約209km)は30秒の加速性能を持つ。30マイル(約48km)程度であればゼロエミッションの都市部向け移動手段としても使うことができると言う。レンジエクステンダー付きのガソリンエンジンがツインモーターと連動した場合には、CO2排出量はわずか55g/kmとなる。

(編集部:谷川 潔)
2012年 3月 6日