NEXCO中日本、諏訪湖SA(上り)をグランドオープン 諏訪湖を一望できる展望デッキを新設。ブライトンホテルや酢ムリエプロデュース店も |
NEXCO中日本(中日本高速道路)と中日本エクシスは、4月20日9時より、中央自動車道 上り線の諏訪湖SA(サービスエリア)をグランドオープンした。諏訪湖SAは昨年12月よりリニューアル工事をしていたもので、1月、3月と段階的に施設をオープンしていたが、これですべての施設がオープンしたことになる。
諏訪湖SAは、諏訪湖のほとりに位置し、諏訪湖や信州の山々を一望できる眺望のよいSA。その眺望のよさから、「恋人の聖地」としても認定されている。また、唯一の天然温泉施設を持ったSAでもある。
諏訪湖SA(上り) | 諏訪湖が一望できる | 恋人の聖地としても認定 |
今回のリニューアルでは、その眺望をより楽しめるよう、展望デッキを新設。また、高速道路初出店となるブライトンホテルプロデュースのレストラン「ブライトンテラス」にも、湖側にテラス席を用意する。テラスはガラス製の柵とすることで、より眺望をよいものとしている。諏訪湖SAは諏訪湖の花火大会の観覧スポットとしても人気があるが、花火大会の際のテラス席をどのように扱うかは現在未定だと言う。
フードコート「ブライトンフードコート」もブライトンホテルのプロデュースによるもので、高速道路初出店。フードコートらしい値頃感のある料理ながら、和風ロコモコ丼やサーモンと明太子のクリーミーチーズ丼など、他のSAとは一線を画すオリジナリティあふれるメニューが揃っている。また、こちらのフードコートからも諏訪湖を望むことができる。
新設された展望デッキ | ||
地の食材を使ったメニューが揃うブライトンレストラン | ブライトンレストラン専用のテラスも用意 | トイレからも諏訪湖が一望できる |
ブライトフードコート | フードコートは自販機で食券を買う | 料理ができるとモニターに番号が表示される |
サーモンと明太子クリーミーチーズ丼 750円 | オリジナル和風ロコモコ丼 680円 | 温製梅トマトうどん 700円 |
お土産コーナーは、諏訪湖の御神渡りをイメージしたというもので、その名も「OMIアベニュー」。諏訪の土産品を中心に多数取りそろえ、諏訪土産として人気の“大社煎餅 ピーナッツ”はSAとしては唯一の取り扱い。
テレビなどでも話題の酢ムリエ・内堀光康氏がプロデュースする「デザートビネガー アルプスの贈り物」も高速道路初として出店する。諏訪湖SA限定販売のデザートビネガーや、ドライバーのお目覚めドリンクとして、信州の唐辛子“チェリーボム“を使った「すっぱ辛 トマト味」なども販売する。
そのほか、信州のおやき専門店「おやき いろり堂」や、釜めしが有名な「峠の釜めし本舗 おぎのや」、“ソースローメン”など信州のB級グルメを扱う「信州グルメ工房」、恋人の聖地限定の“恋するデニッシュ”など、焼きたてパンを販売する「神戸屋ブレッズ」、バラエティ豊かにエスプレッソドリンクを揃える「スターバックスコーヒー」などが出店する。
また、大型犬用と小型犬用に別れたドッグランも新設。飲み水や足を洗える水場や、バイオの力でいぬのフンを分解するバイオトイレなども設置される。
駐車スペースは舗装を一新すると共に、駐車マスを斜めにすることで、駐車しやすくしている。
小型犬と大型犬でエリアが別れたドッグランも新設 | 犬猫のフンをバイオの力で分解するバイオトイレ | ドッグランで遊んだ犬の足を洗ったり水を与えたりできる |
諏訪湖SAは上下線ともに温泉がある | 浴場からも諏訪湖が見渡せる。写真は女湯 | 駐車マスも変更された |
(瀬戸 学)
2012年 4月 20日