OGS（オージーシステム）は、プリウス（ZVW30）のシフトチェンジをパドルで操作できる「マルチファンクションパドルシステム」を、5月中旬に発売する。価格は3万9900円。

　純正ステアリングに後付けのシフトパドルを装着できるキットで、「D」「B」「N」レンジ間のシフトチェンジを可能にするもの。別売りのハーネスを使い、同社の新型電子スロットルコントローラー「TC-S（スロットルコントローラー・バージョンS）」と連動させることで、TC-Sが備えるオートクルーズ機能の操作も行えると言う。パドルシステムの取り付け時に、配線加工や穴開けなどは不要としている。

　また、パドルシステムの発売を記念して、30型プリウスのシフト操作をスイッチでできるキット「インテリジェンス ポジション スイッチ」とのセット品を限定500個で販売するキャンペーンを、4月20日から開始した。

　このキャンペーンでセットになるインテリジェンス ポジション スイッチは、パドルシステムの操作に連動して「D」「B」「N」ボタンが点滅する特別仕様となっている。

　通常、インテリジェンス ポジション スイッチはシルバーが1万8690円、カーボンが2万790円だが、パドルシステムといずれかをセットにしながら、価格は3万9900円の据え置きとなる。また、すでにインテリジェンス ポジション スイッチを購入しているユーザー向けのサービスとして、マルチファンクションパドルシステムを3万1500円で販売する。

マルチファンクションパドルシステムの装着により、「D」「B」「N」レンジ間のシフトチェンジを可能にする	新型電子スロットルコントローラー「TC-S」は国産の電子スロットル搭載車300車種以上に適合する。シルバーメッキとクロームメッキの2色を設定し、価格はそれぞれ2万790円。5月中旬発売予定	インテリジェンス ポジション スイッチ