スバル、北京ショーで中国仕様の「2013年型 レガシィ」を公開 エアロや前後フェンダーデザインを専用設計。車高は60mmアップ、車幅は40mm拡幅 |
スバル(富士重工業)は4月23日(現地時間)、第12回北京国際モーターショー(一般公開:4月25日~5月2日)で中国仕様の「2013年型 レガシィ」を公開した。
中国仕様のレガシィでは、デザイン、環境・燃費、走り、安心・安全の4領域での「全性能モデルチェンジ」をテーマに、大規模な改良が行われた。
エクステリアでは「もっとスポーティでシャープなレガシィセダンらしさ」をテーマに、フロントバンパー、サイドスポイラー、リアバンパーのデザインを専用設計にするとともに、前後フェンダーの造形ではホイールアーチまわりのボリューム感を一層強調するデザインにするなど、中国市場専用のデザインに変更。さらに車高を約60mm上げるとともに車幅を40mm拡幅し、あわせて18インチホイールを装着することで、レガシィの個性を高めつつ、「シンメトリカルAWDによる力強く安定感のある走り」を表現したと言う。
また、インテリアは「スポーティさ」と「上質感」をデザインコンセプトとし、質感向上と機能性の強化が図られた。具体的にはセンターパネル、フロントコンソール、ステアリングスイッチパネルをシルバーから黒金属基調色に変更したほか、電動パーキングブレーキのレイアウト変更やSIドライブのスイッチ位置変更も行われている。
そのほか、ダンパーとスプリングレートの設定変更や、クレードルフレームや車体骨格の補強等によって操縦安定性の向上とともに、車体振動を抑え込んだ快適な乗り心地を実現したとしている。またバンパービームの強化や、運転席へのニーエアバッグの追加、VDC(横滑り防止装置)に新制御を追加するなど、安全面の強化も行われている。
(編集部:小林 隆)
2012年 4月 23日