JAF、GWのドライブ前にタイヤと燃料のチェックを呼びかけ
高速道路の渋滞での注意点も

2012年4月25日発表



 JAF(日本自動車連盟)は、ロードサービス救援処置後に行う「ワンポイントアドバイス」の、2011年度(2011年4月1日~2012年3月31日)の結果を発表した。

 JAFは、故障救援現場で応急処置をした後、オイルや冷却水、バッテリー、タイヤなど故障個所以外も無料で点検し、2次事故の防止を図る「ワンポイントアドバイス」を実施している。

 2011年度は175万4320件あり、このうち応急処置や修理が必要だった個所が27万6049件あった。うち、最も多かったのがタイヤ関係で、「空気圧」「摩耗・ひび割れ」などの不具合が11万9617件あった。

 また2011年のゴールデンウィーク(4月29日~5月8日)に行ったロードサービス4756件(1日平均476件)のうち、全体の約28%をタイヤのパンク、約12%を燃料切れが占めたことから、ゴールデンウィークのドライブ前にタイヤの空気圧と摩耗、燃料のチェックをするよう呼びかけている。

 このほか、路上でトラブルがあった際には、車外の安全な場所に避難してから救援要請すること、高速道路では渋滞末尾と区間内での追突事故に気をつけること、早めの給油を心がけること、日差しで子供が脱水症状になる場合があるので日よけと水分補給に注意するよう呼びかけている。

(編集部:田中真一郎)
2012年 4月 25日