メルセデス・ベンツ日本は5月15日、「Eクラス」を一部改良し、発売した。今回の一部改良では、E 250 ブルーエフィシェンシー セダン/ステーションワゴンの装備を見直し価格を引き下げ、E 250 ブルーエフィシェンシー ステーションワゴン アバンギャルドを新たに設定するなどした。価格は、655万円～1530万円。

■セダン

■ステーションワゴン

　E 250 ブルーエフィシェンシー セダン/ステーションワゴンでは、走行状況や天候に応じて点灯するインテリジェントライトシステムや、メモリー付パワーシートなどを標準装着。一部装備を見直すことで従来モデルからそれぞれ価格を39万円下げた。

　E 250 ブルーエフィシェンシー セダン アバンギャルドは、18インチAMGツインスポークアルミホイールや前席のAMGスポーツシートAMGスポーツパッケージなどAMGスポーツパッケージを標準装備のまま、パノラミックスライディングルーフをオプション装備とすることで価格を43万円引き下げた。

　新たに設定されたE 250 ブルーエフィシェンシー ステーションワゴン アバンギャルドは、セダンと同様にAMGスポーツパッケージを標準装備。パワートレーンはセダンと同様で、直列4気筒 1.8リッター直噴ターボエンジンと7速AT「7G-TRONIC PLUS」および、アイドリングストップ機構「ECOスタートストップ機能」を搭載。エコカー減税（重量税、取得税各75％減税）、グリーン税制優遇制度（翌年度自動車税50％減税）およびエコカー補助金対象車になる。また、E 250全モデルがエコカー減税（75％もしくは50％減税）およびエコカー補助金の対象となる。

　E 550 ブルーエフィシェンシー アバンギャルド セダン/ステーションワゴンでは、ダッシュボードとドアパネル上部にステッチ入りのレザー「ARTICO」を採用し、インテリアの質感を向上させながら、価格は据え置いた。

　そのほか、AMGスポーツパッケージやパノラミックスライディングルーフ、リアエンターテインメントシステムのオプション価格を見直し、いずれも価格を引き下げた。