マツダ、2人乗り小型オープンスポーツカー「ロードスター」を一部改良 ソフトトップ車とパワーリトラクタブルハードトップ(RHT)車の違いを明確に |
マツダは7月5日、2人乗り小型オープンスポーツカー「ロードスター」を一部改良し発売した。価格は、233万円~292万円。
RS | RS RHT |
VS RHT |
ルーフ形状 | モデル | エンジン | 変速機 | 駆動方式 | 価格 |
ソフトトップ | S | 直列4気筒 DOHC 2.0リッター | 5速MT | 2WD(FR) | 2,330,000円 |
NR-A | 2,450,000円 | ||||
RS | 6速MT | 2,600,000円 | |||
パワーリトラクタブルハードトップ(RHT) | S RHT | 6速AT | 2,680,000円 | ||
RS RHT | 6速MT | 2,860,000円 | |||
VS RHT | 6速AT | 2,920,000円 |
今回の一部改良では、ソフトトップ車とパワーリトラクタブルハードトップ(RHT)車の個性を明確にするため、インテリア&エクステリアを変更。ソフトトップ車は、「タイトスポーツ」をキーワードに、スポーティなブラック基調のコーディネーションを、RHT車は、「プレミアムスポーツ」をキーワードに各所にシルバー色のパーツを採用し、上質で心豊かな走りを予感させるコーディネーションを行ったとしている。
エクステリア面では、フロントグリル開口部を拡大し、奥行きのあるデザインに変更したほか、新デザインのフロントフォグランプベゼルの採用、フロントチンスポイラーの新採用を行い、ボディーカラーにドルフィングレーマイカを採用している。
インテリア面では、デコレーションパネルとステアリングホイールベゼルを光沢のある新色の「グロッシーダークグレー」に変更したほか、本革シートに新色「タン」を追加している。
また、走りの面でも、スロットル制御プログラムをより緻密に設定して加速性を向上(MT車)。減速コントロール性についても、ブレーキブースター(制動倍力装置)の特性を変更し、車両の前後荷重のコントロールをより容易することで、操る楽しさを実感できるドライビングフィールを提供するとしている。
事故の際に歩行者の頭部への衝撃を緩和するため、一定の速度の範囲内で走行中に、一定以上の衝撃をセンサーが検知するとボンネット後端が瞬時に持ち上げ、エンジンとボンネットの間の空間を広げる新開発の「アクティブボンネット」を全車に標準装備している。
(編集部:谷川 潔)
2012年 7月 5日