横浜ゴムは、独・コンチネンタルがアジア太平洋地域向けに開発した乗用車用コンフォートタイヤ「ContiMaxContact MC5（コンチマックスコンタクト・エム・シー・ファイブ）」を、9月20日に発売する。

　また、コンチネンタルのコンパクトカー向けコンフォートタイヤ「ContiComfortContact CC5（コンチコンフォートコンタクト・シー・シー・ファイブ）」、乗用車用スポーツタイヤ「ExtremeContact DW（エクストリームコンタクト・ディー・ダブリュー）」も、同日に発売する。いずれも価格はオープンプライス。

■コンチマックスコンタクト MC5
　乗用車用コンフォートタイヤのコンチマックスコンタクト MC5は、16～18インチタイヤ装着の中・大型ハイパフォーマンスカーをターゲットとするモデル。発売サイズは205/55 R16 91V～235/50 ZR18 101Wの9サイズ。

　新開発の「アクティベートシリカコンパウンド」を採用し、ドライ性能をはじめウェット路面でのグリップ性能やハンドリング性能を向上させた。非対称パターンのアウト側には強固な縦長ブロックを配置し、各ブロックに剛性を高める新技術「チャムファードブロック」を採用することで、コーナリング時の安定感を増した。また、空気が溝を勢いよく抜ける時に発生するロードノイズを抑制する「ノイズブレーカー」技術をタイヤ溝に施した。

　これらにより、Wレンジ（最高速270km/h）対応の高い走行性能を実現しつつ、高速走行時でも優れた静粛性と快適性を発揮すると言う。

コンチコンフォートコンタクト CC5

■コンチコンフォートコンタクト CC5
　コンパクトカー向けコンフォートタイヤのコンチコンフォートコンタクト CC5は、アジア太平洋地域のコンパクトカーユーザーが求める快適な乗心地、安定感のある走り、経済性を追求して開発したモデル。発売サイズは175/70 R13 82H～215/60 R16 95Vの11サイズ。

　静粛性や快適性を高めるため、2本のセンターリブ全体にV字型の「Vシェイプインナーリブ」を配置。数多くのブロックエッジがパターンノイズを分散・抑制し、より静かで快適な走りを実現するととともに、優れた排水性と静粛性を発揮する「Vシェイプインナーリブ」を採用し、ウェット性能も高めた。

　また、コンチマックスコンタクト MC5と同様に「ノイズブレーカー」を採用するほか、環境性能と運動性能を両立する「アドバンスドシリカコンパウンド」や、高い耐久性を実現する独自技術「フラットベルトコンセプト」の採用により、安定感のある走りを実現するとともに、環境性能、ロングライフ性能を高めている。

エクストリームコンタクト DW

■エクストリームコンタクト DW
　乗用車用スポーツタイヤのエクストリームコンタクト DWは、商品名の「D」はDRYを、「W」はWETを示し、ドライ性能とウェット性能を極限まで高めることを目指したタイヤ。発売サイズは225/45 ZR17 91W～275/30 ZR19 96Yの6サイズ。

　ブロック剛性を高めた「チャムファードブロック」と、ドライ、ウェット性能を高次元で両立すると言うコンチネンタル伝統の非対称パターンを採用し、快適性はそのままにYレンジ（最高速300km/h）対応の高い走行性能を実現。

　また、新技術「DTDテクノロジー」により、接地面の発熱分布を均等化することで、燃費性能とロングライフ性能も向上。さらにトレッドにドライ性能を示す「D」とウェット性能を示す「W」の2種類のインジケーターを刻印。それぞれの刻印が摩耗で消えるまでベストなパフォーマンスを発揮するとしている。