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国交省、国道137号新御坂トンネルの天井板支持金具などに163個所の不具合

不具合が確認されたが、安全上大きな問題はなし

2012年12月17日発表

 国土交通省は12月17日、中央自動車道 笹子トンネルと同様の天井板を設置しているトンネルの緊急点検結果で点検中となっていた2トンネルの点検結果を発表した。

 いずれも山梨県が点検したトンネルで、国道137号新御坂トンネルと県道甲府韮崎線 愛宕トンネルの計2トンネル。国道137号新御坂トンネルにおいては、吊金具定着部の異常(ボルト6236本中、3本ゆるみ)、両端支持金具の異常(ボルト4632本中、112本脱落、48本ゆるみ)があり、愛宕トンネルにおいても吊金具定着部の異常(ボルト784本中、1本欠落、5本ゆるみ)があった。この2トンネルについて、不具合が確認されたが、安全上大きな問題はなしとしている。

(編集部:谷川 潔)