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トヨタ、家庭の消費電力を可視化する「H2V-α」

2012年12月20日発売

7万8540円(工事費別)

 トヨタ自動車は、家庭の消費電力を可視化して、PCやスマートフォンで見ることができる「H2V-α」を12月20日に発売した。価格は7万8540円で工事費が別途必要。なお、経済産業省の「エネルギー管理システム導入促進事業費補助金(HEMS導入事業)」の対象であり、「H2V-α」本体と工事費の最大10万円まで補助を受けることが可能となっている。

 家庭全体と、エアコンやリビングルームなど、分電盤単位で消費電力を可視化することで、節電意識の向上に役立てる。電力消費量のデータはインターネットを通じてトヨタスマートセンターに蓄積され、PCやスマートフォンから日・月単位で消費電力をチェックできる。

 同社はすでにプラグインハイブリッド車(PHV)や電気自動車(EV)用の充電管理機器「H2V Manager」を発売しているが、H2V-αも車両充電専用回路へ切替工事を行うことで、H2V Manager同様にPHV/EVの充電制御ができる。

 また、H2V Managerのオプションとして、遠隔地から電気消費量をモニタリングできる「e-Care」(イーケアー)も、H2V-αで利用できる。消費量の変化を見ることで、1人暮らしの高齢者家庭などの安否確認ができるとしている。

H2V-αの電力消費情報は、トヨタスマートセンターに蓄えられ、可視化される
e-Careは

(編集部:田中真一郎)