富士通テン、「HTML5」車載機を試作開発

　富士通テンは、2月25日からスペイン バルセロナで開催される携帯電話関連展示会「Mobile World Congress 2013」に、「HTML5」車載機を出展する。

　HTML5は次世代のWeb技術として仕様の検討・標準化が進められおり、このHTML5を車載器でサポートすることにより、「進化の速いスマートフォンやタブレットの最新のデザイン・操作性を車載機でもタイムリーに実現」「車載カメラ等、車特有の周辺機器と連携したアプリケーションの様々なバリエーションを容易に活用できる」「車載機と外部端末との通信を容易に実現できるため、オペレーターサービスなどの遠隔操作アプリケーションにも活用」などのメリットがあると言う。

　HTML5車載器の今後については、「市場動向やインフラ整備動向等を見ながら、HTML5車載機の製品化に向けた検討、開発を進めていく予定」としている。