ニュース

アルパイン、大画面カーナビ「新ビッグ X EX(イーエックス)シリーズ」14製品

8型大画面の「ビッグ X シリーズ」にも新製品が登場!

ヴェルファイア“ゴールデンアイズ”専用の「EX009V-VE-GO」
2013年6月下旬から順次発売

オープンプライス

 アルパインは、ハイグレード車種専用カーナビの「新ビッグ X EX(イーエックス)シリーズ」の14車種専用モデル、8型大画面の車種専用モデルの「ビッグ X シリーズ」の新製品となる「X008Vシリーズ」を発表した。6月下旬から順次発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は17万8000円前後~21万8000円前後。

ステップワゴンスパーダ専用の「EX009V-STS」
セレナ専用の「EX008V-SE」はディスプレイが8型となる

 車種専用・大画面という新しい価値観で2010年6月に登場し、人気シリーズとなった「ビッグ Xシリーズ」。昨年12月に追加された「ビッグ X EXシリーズ」は、純正コンソールとの一体化、車種専用にデザインされた操作キーの装備、淡いグラデーションで光るホワイトLEDライティングなどの演出が追加されたハイグレードモデルとなっている。

同じプリウス用でも、通常版の「EX009V-PR」はシルバー、プリウス“MY COODE”ではステアリングの加飾と合わせたシャンパンゴールドにカラーリングを変化させる
「リア独立DVD再生」機能で前後別のコンテンツを再生可能

 新ビッグ X EXシリーズとして、型番も9型画面モデルが「EX009V」、8型画面モデルが「EX008V」に一新された新製品では、風景などの映り込みを低減し、視野角が広くて明るい「スーパークリアパネル液晶」をディスプレイに採用。また、ミニバンなどで採用数が増えてきている後席用モニターと専用ケーブル(別売)で接続すると、前席は音楽とナビゲーション、後席ではDVDビデオの再生と、前後の画面でコンテンツを使い分けできる「リア独立DVD再生」機能を備え、ドライブ先で記録したビデオやカメラ、スマートフォンなどのデータをケーブル1本で美しく再生するHDMI入力も装備する。

 このほか、「Tuned by Alpine」と呼ばれる対応車種ごとの専用チューニングを実施。駐車場の検索時には車両の全長、全高などの諸元情報をもとに入庫可能な施設のみが案内され、経路検索の「燃費優先ルート」では、それぞれの燃費や車両情報を考慮して、通過する坂道の勾配、信号の数などによって燃料消費量を抑えるルートを選んでくれる。さらに、アンテナの取り付け位置を検証して地上デジタル放送の受信感度を最適化。サウンドマイスターが車内の音響特性を分析し、スピーカーから音が到達する時間を補正する「タイムコレクション」、周波数帯を調整する「パラメトリックイコライザー」などを使って臨場感のあるサウンドを実現する。

 また、これらの機能はX800Vシリーズでも採用されている。

X800Vのディスプレイ写真。新ビッグ X EXシリーズと同じ「スーパークリアパネル液晶」を採用
X800Vは写真のエルグランドのほか、受注生産で55車種に完全対応。また、対応車種以外でも、別売の「車種専用パーフェクトフィット」を使って取り付け可能だ

(編集部:佐久間 秀)