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自工会と日本二輪車協会、バイクの魅力を身近に感じるイベント「バイクの日スマイル・オン2013」開催
ジャンプ、ウイリーなどド派手なパフォーマンスや、警視庁女性白バイ隊によるデモ走行も
(2013/8/20 00:00)
自工会(日本自動車工業会)とNMCA(日本二輪車協会)は8月19日、2輪車の安全運転普及と魅力をアピールするイベント「バイクの日スマイル・オン2013」を東京・お台場の特設会場で開催した。入場は無料。
8月19日は、政府総務庁(現内閣府)交通安全対策部が1989年に交通事故撲滅を目的としてバイクの日として「819(バイク)」のゴロ合わせで制定したもので、この日を中心に7、8、9月の3カ月をバイク月間に指定。全国の自治体や地元警察は、この期間に2輪車の交通安全啓発や有効性をアピールする各種イベントを展開している。本イベントはそのメインイベントとなるもの。
今年のテーマは「ヒトとバイクの未来を考えるTHINK BIKE」。会場では各バイクメーカによる製品展示などのほか、トライアルのデモンストレーションや警視庁女性白バイ隊「クイーンスターズ」によるデモ走行、プロのスタントマンが2輪車の代表的な事故例を実演するスケアード・ストレートなども開催された。
開会に先立ち、日本自動車工業会 二輪車特別委員会の柳弘之委員長(ヤマハ発動機社長)が挨拶した。柳委員長は「今年の国内バイク市場はスポーツ系のバイクが昨年より約20%増えているという傾向がある。これは各メーカーによる新商品効果と言われているが、メーカーがユーザーに感心を持ってもらえる製品を開発できた証拠でもある。自工会としては今後も魅力的な商品を作り、2輪車利用の環境、制度改善やライダーのマナーアップにつながるような活動を続けていく」などと、今年のバイク市場が好調な理由を語った。
会場は平日にもかかわらず夏休み中の子供達を連れた親子で賑わい、派手なバイクのデモンストレーションに歓声を上げたり、メーカーが展示しているバイクに乗って記念撮影をしながらイベントを楽しんだりしていた。