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ダイハツ、エッセ、ムーヴ、ミラ、タントなど10車種で約89万台をリコール

クランク角センサーの内部コイルが断線し、エンジンが停止したり始動できないおそれ

改善個所
2013年9月11日発表

 ダイハツ工業は9月11日、「エッセ」「ムーヴ」「ミラ」「タント」「タント エグゼ」「ムーヴ コンテ」「ミラ ココア」「ハイゼット」「ハイゼットデッキバン」「アトレーワゴン」の10車種、計89万1525台のリコールを発表した。

 発表によると、「エンジンのクランク角センサにおいて、内部コイルの耐久性が不足しているため、低速ギア使用による全開加速走行など、エンジン回転数が高い運転を繰返すと、クランク角センサに過大な振動が加わり当該コイルが断線する場合があります。そのため、走行中にエンジンが停止する、あるいは、エンジンが始動できなくなるおそれがあります」とのこと。全車両でクランク角センサを対策品と交換する改善を行う予定だが、部品の準備に時間を要することから、部品が供給できるまでの暫定措置として、エンジン制御プログラムをエンジン最高回転数を下げる仕様に書き換え、後日、クランク角センサを対策品と交換してエンジン制御プログラムを元の仕様に書き換える。

(編集部:佐久間 秀)