ニュース

英マクラーレン、「12C」「P1」に続く第3のモデル「650S」

車名は650PSの出力に由来。クーペとともにスパイダーも登場予定

V型8気筒3.8リッターツインターボエンジン「M838T」を搭載する「マクラーレン 650S」
2014年2月17日(現地時間)発表

 英マクラーレン・オートモーティブは2月17日(現地時間)、ジュネーブモーターショー(プレスデー:3月4日、5日、一般公開日:3月6日〜16日)において「マクラーレン 12C」「マクラーレン P1」に続く第3のモデル「マクラーレン 650S」をワールドプレミアすると発表した。詳細はジュネーブショーの前にアナウンスするとしている。650Sは12Cの上位モデルに位置付けられるが、650S登場後も12Cは引き続き販売される。

 650Sは、オンロードとサーキットの両方でドライバーとクルマに究極の一体感をもたらすことを目的にデザイン・開発された新型モデル。クーペとともに、リトラクタブル・ハードトップのスパイダーも登場予定となっている。

 その車名は、搭載するV型8気筒3.8リッターツインターボエンジン「M838T」が発する最高出力650PSに由来。末尾のSは「Sport(スポーツ)」を意味し、優れたハンドリング、トランスミッション、ドライバビリティ、クルマとの一体感を実現するために費やされたマクラーレンの熱意と開発努力の象徴という。

 エクステリアではP1の形状に近いLEDヘッドランプを採用。また、フロント・スプリッターを一体化するフロントバンパー、レーシングバージョンの「12C GT3」と同じ3ピース構造のリアバンパーを装備するほか、リアスポイラーをブレーキング時に立てる「エア・ブレーキ」機能がさらに強化され、より大きなダウンフォースが必要と検知すると、通常のブレーキ時や手動操作時以外にもエア・ブレーキが自動的に作動する。空気抵抗値は12Cと同等となるものの、車体上部に効果的に空気を流すことでより高いダウンフォースを得ており、約240km/h走行時のダウンフォース量は24%向上したとしている。

 そのほか新デザインの5本スポークアルミホイール、ピレリと共同開発した「P Zero CORSA」とともに、専用に改良が加えられたプロアクティブ・シャシー・コントロール(PCC)・サスペンション・システムを装備。同システムは乗り心地とハンドリングをノーマル/スポーツ/トラックの3モードから選択することが可能で、「とくに『スポーツモード』ではその違いを顕著に感じることができる」「650Sの乗り心地と洗練さは高級サルーンに匹敵する」とアナウンスしている。

(編集部:小林 隆)