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英マクラーレン、第3のモデル「650S」のパフォーマンス・データ公開

最高速333km/h、0-400m加速は10.5秒。価格は19万5250ポンドから

マクラーレン 650S
2014年3月3日(現地時間)発表

 英マクラーレン・オートモーティブは3月3日(現地時間)、ジュネーブモーターショー(プレスデー:3月4日、5日、一般公開日:3月6日~16日)で公開予定の「マクラーレン 650S」のパフォーマンス・データを公開した。

 650Sは「マクラーレン 12C」の上位モデル。クーペとともにリトラクタブル・ハードトップのスパイダーも登場予定となっており、価格はクーペが19万5250ポンド(約3313万円)、スパイダーが21万5250ポンド(約3653万円)とアナウンスされている。

 今回の発表では650S クーペのパフォーマンス・データを公開。搭載するV型8気筒3.8リッターツインターボエンジン「M838T」の最高出力は650PS/7250rpm、最大トルクは678Nm/6000rpmで、0-100km/h加速は3.0秒、0-200km/h加速は8.4秒、0-400m加速は10.5秒と発表。これは同社のロードカー「マクラーレン F1」を0-200km/h加速で1秒、0-400m加速で0.6秒上回る数値で、さらに0-200km/h加速においては、12Cと比べ0.5秒以上速いタイムをマークしているという。ボディーサイズは4512×2093×1199mm(全長×全幅×全高)、ホイールべース2670mm。乾燥重量は1330kgとなっている。

 その一方で、燃料消費は欧州の複合サイクルで11.7L/100km、CO2排出量は275g/kmとしており、「効率面においても妥協を許さない姿勢を貫いている」としている。

 このほか、650Sではカーボン・セラミック・ブレーキをはじめ、独自の軽量アルミホイール、ピレリ「P Zero CORSA」、Bluetooth対応のIRISサテライト・ナビゲーション、ワイヤレス・テザリング、オーディオ・ストリーミング、音声コマンド機能などを標準装備し、内装にアルカンターラを採用していることが明らかにされている。

(編集部:小林 隆)