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ランドローバー、20年ぶりに「レンジローバー」のロングホイールベース仕様導入

ホイールベースを200mm拡大するとともに、リクライニング角度を深くして快適性を向上

「レンジローバー」ロングホイールベース仕様
2014年3月3日発表

1347万円(レンジローバー 3.0 V6 SC VOGUE LWB)

1810万円(レンジローバー Autobiography LWB)

 ジャガー・ランドローバー・ジャパンは3月3日、「レンジローバー」のロングホイールベース仕様を導入すると発表した。価格は「レンジローバー 3.0 V6 SC VOGUE LWB(ロングホイールベース)」が1347万円、「レンジローバー Autobiography LWB」が1810万円。ステアリング位置は右のみ。

 2013年のLAオートショーなどで発表されたモデル。1992年~1994年まで販売された「レンジローバーLSE」以来、レンジローバーとして20年ぶりにロングホイールベース仕様車を導入することになる。

 このロングホイールベース仕様では、後輪前方のボディーシェルを延長することでホイールベースを標準車から200mm拡大して3120mmとした。ボディーサイズは5205×1985×1865mm(全長×全幅×全高)となっている。

 後部座席はベンチシートまたは2座の「エグゼクティブ・クラス」シートの2種類から選択することが可能で、後者は2列目シートのリクライニング角度をスタンダードホイールベースの9°から17°まで寝かして快適性を高めた。また、ロングホイールベース仕様では電動サイドドアブラインドとスライディング・パノラミックルーフを標準装備するほか、収納スペースを追加。さらに左右のフロントホイールアーチ後方に「L」バッヂが備わる。

(編集部:小林 隆)