ニュース

ルノー、6速MT+1.2リッター直噴ターボの新型「カングー ゼン 6MT」

減速エネルギーの回生発電、燃料消費量を最大10%削減する「ECOスイッチ」装備

カングー「ゼン 6MT」
2014年5月22日発売

241万5000円

新開発された直列4気筒DOHC 1.2リッター直噴ターボエンジン「H5F」型

 ルノー・ジャポンは、ミドルサイズワゴン「カングー」に新グレード「ゼン 6MT」を追加して5月22日に発売する。価格は241万5000円。

 全車右ハンドルの2WD(FF)車となるゼン 6MTは、6速MTに新開発の直列4気筒DOHC 1.2リッター直噴ターボエンジンを組み合わせる。この新エンジンは、従来からカングーに設定されている自然吸気の直列4気筒DOHC 1.6リッターを上まわる、最高出力84kW(115PS)/4500rpm、最大トルク190Nm(19.4kgm)/2000rpmを発生する。この2.0リッターエンジン並みのトルクで活発な走りを実現することに加え、小排気量を生かして燃費性能も追求。アイドリングストップ機能となる「ストップ&スタート機能」、減速時のエネルギーで回生発電する「エナジースマートマネジメント」、燃料消費量を最大10%削減する「ECOスイッチ」などを新採用して燃費を向上させている。

ゼン 6MTは「ECOエリア表示」を追加した専用メーターを装備。運転席側のフロントパワーウインドーはワンタッチスイッチに変更された
左側にリバースをレイアウトするインパネシフトタイプの6速MT

 このほか、未舗装路や軽い雪道などの滑りやすい路面で、駆動力がかかる前輪のグリップを最適に制御する「エクステンデッドグリップ」、坂道発進を補助する「ヒルスタートアシスト」、ロングドライブの疲労を軽減してくれる「クルーズコントロール&スピードリミッター」など、運転を手助けしてくれる先進装備も手に入れている。

ミドルサイズワゴンでは珍しい、小排気量ターボエンジン+MTという新たな個性がカングーに与えられた
燃料消費量を最大10%削減する「ECOスイッチ」

(編集部:佐久間 秀)