日産、バーチャルスポーツカー「日産コンセプト2020 ビジョン グランツーリスモ」公開

　日産自動車は6月17日、ゲームソフト「グランツーリスモ」シリーズの15周年を記念するバーチャルスポーツカー「日産コンセプト2020 ビジョン グランツーリスモ」を公開した。

　グランツーリスモシリーズを開発しているポリフォニー・デジタルと協力して制作したこのバーチャルスポーツカーは、プレイステーション3用ソフト「グランツーリスモ6」の発売に合わせてスタートした自動車メーカーとポリフォニー・デジタルのコラボレーションプロジェクト「Vision Gran Turismo（ビジョン・グランツーリスモ）」に対応する1台。これまでにメルセデス・ベンツ、BMW、フォルクスワーゲン、三菱自動車工業からもそれぞれコンセプトモデルが公開され、無料アップデートを通じて配信されている。

　日産コンセプト2020 ビジョン グランツーリスモは最先端の空力性能を備えた2＋2シートのスポーツカーで、英国ロンドンにある日産デザインヨーロッパ社の若手デザイナーが“自由に夢のスポーツカーをデザインする”というスタディの一環から開発がスタート。神奈川県厚木市にある日産テクニカルセンターのエンジニアによる技術的なフィードバックを織り込んで制作されている。

“未来のスポーツカーデザインに新たな可能性を提案する1台”というバーチャルスポーツカー

　この日産コンセプト2020 ビジョン グランツーリスモも、ほかのビジョン・グランツーリスモによるコンセプトモデル同様、無料アップデートでグランツーリスモ6ユーザーに配信。対応するアップデートは7月に実施される予定だ。