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伊ランボルギーニ、ワンメイクレース車両「ウラカン LP 620-2 スーパートロフェオ」

直噴V10エンジンは620HPに出力向上。駆動方式は後輪駆動に

ワンメイクレース車両「ウラカン LP 620-2 スーパートロフェオ」を公開
2014年8月15日(現地時間)発表

 伊ランボルギーニは8月15日(現地時間)、米国カリフォルニアにおいて「2015年ランボルギーニ・ブランパン・スーパートロフェオ・シリーズ」に出場可能なワンメイクレース車両「ウラカン LP 620-2 スーパートロフェオ」を発表した。

 ウラカン LP 620-2 スーパートロフェオは、ワンメイクレースが行われるヨーロッパ、アジア、北米でデビューする予定。車両開発にはイタリアのシャシーコンストラクターであるダラーラ・エンジニアリングが協力し、同社の創設者であるジャンパオロ・ダラーラ氏も参加したという。

 ベースとなる「ウラカン LP610-4」と同じくV型10気筒直噴5.2リッターエンジンを搭載するが、ベース車が最高出力610HP/4輪駆動なのに対し、ウラカン LP 620-2 スーパートロフェオは620HP/後輪駆動となる。また、ハイブリッド・カーボンファイバーおよびアルミニウム製シャシーを採用し、車両重量は1270kgを実現。パワーウェイトレシオは2.05kg/HPとしている。

 そのほか、エクステリアでは10段階で設定を変更できるリアウイング、フロント/リアディフューザー、調整可能なフロントエアインテークなどを採用してトラクションとダウンフォース面を強化している。

(編集部:小林 隆)