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今年は11月20日解禁、ボジョレー ヌーボー 2014年初荷がANA便で羽田に到着

2014年11月4日到着

ボジョレー ヌーボー 2014年初荷がANA便で羽田に到着

 毎年11月第3木曜日0時に販売解禁となる「ボジョレー ヌーボー」が、11月4日より日本に到着し始めた。東京国際空港(羽田空港)にはANA/NH(全日本空輸)便で4日早朝に到着した。

ボジョレー ヌーボー初荷を載せたNH204便(ボーイング787-8型機)は、6時28分に羽田空港A滑走路(34L)に着陸。地上走行後、6時34分に108番スポットに到着した

 よく知られているとおり、ボジョレー ヌーボーは品質保持のためにその年に生産された製品の販売解禁日が毎年11月第3木曜日午前0時に定められており、解禁日に向けて毎年11月上旬から中旬にかけて一斉に入荷されるのである。

 2014年の解禁は11月20日午前0時。初荷到着となった11月4日は、羽田、成田、関西の3空港に到着。こののち全国6空港(羽田、成田、関西、中部、新千歳、福岡)に、11月8日〜12日をピークに、16日まで順次到着する。

 4日に羽田空港へ到着した初荷は、サントリーワインインターナショナルが輸入する「ジョルジュ デュブッフ ボジョレー ヌーボー」。2014年の作柄については、8月前半までは雨が比較的多く成長はゆるやかだったものの、8月後半からは天候に恵まれ熟成度の高いぶどうを収穫できたという。また、サントリーワインインターナショナル 輸入ブランド2部の蟹谷理佳氏によれば、「2012年、2013年に比べて太陽に恵まれ、グラスに注ぐとラズベリーのような香りがあふれる、果実味豊かな味わい」になっているという。

 このワインを運んだのは、ドイツ・フランクフルト発羽田空港行きNH204便のボーイング787-8(登録記号:JA820A)。フランスからの便ではないのは、欧州からもっとも早い時刻に日本に到着することから本便が選ばれたそうだ。また、NH204便は旅客運航機で、前方貨物室に積載して運送。6時28分に着陸、6時34分にスポットに到着した。

 前方貨物室の最前列に積まれたボジョレー ヌーボーのパレットには、220ケース、2640本、約4tを搭載。生産者のジョルジュ デュブッフ、輸入業者であるサントリー、流通を担う日本通運、運送を担ったANAカーゴおよびANAのロゴが書かれた記念の幕も掛けられ初荷到着をアピールしている。このパレットはリフトローダーで下ろされたのち、ドーリーに載せられて東京国際エアカーゴターミナル(TIACT)へと運ばれた。

前方貨物室が開けられ、その最前列にボジョレー ヌーボーの初荷を積載したパレットが顔を見せる
前方貨物室入り口にリフトローダーが乗り付けられ、中からボジョレー ヌーボーが載ったパレットを運び出す
リフトローダーからドーリーへ載せ替えられ、東京国際エアカーゴターミナル(TIACT)へと運ばれていく

 TIACTでは東京税関により申告書類との照合を実施。無事、国内への輸入が完了した。

 東京税関によれば、通常月のワインは海上輸送(船便)が多く海港からの輸入が多いものの、ボジョレー ヌーボーが入荷する11月は航空便による空港からの輸入比率が高まる。これは解禁日に店頭に並べるためには船便では間に合わないためで、速度を重視して航空便が使用されるからだという。

 サントリーワインインターナショナルが輸入するボジョレー ヌーボーは、ほぼ半数が羽田空港、成田空港に届けられ、首都圏を中心に小売店などで販売される。

日本通運の職員によって取り出されたボジョレー ヌーボーを、東京税関職員が申告書類と照会し、検査を進めていく
「ジョルジュ デュブッフ ボジョレー ヌーボー 2014」。ジョルジュ デュブッフは今年が50周年にあたるという
ボジョレー ヌーボー初荷の輸入に関わる(左から)TIACT、サントリー、ANA(2名)、日本通運(2名)のスタッフらも集まり、記念撮影が行われた

(多和田新也)