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トヨタ、6速MT搭載の“大人のスポーツFRセダン”「マークX“GRMN”」を100台限定で発売

2015年3月1日から受注開始、6月上旬発売。540万円

2015年3月1日受注開始

540万円

GAZOO Racingが開発した6速MT搭載のスポーツコンバージョン車「マークX“GRMN”」

 トヨタ自動車は、GAZOO Racingが開発したスポーツコンバージョン車「マークX“GRMN”」を2015年3月1日から注文を開始し、6月上旬に100台限定で発売すると発表した。価格は540万円。同車両は、2015年1月9日~11日に幕張メッセ(千葉県千葉市美浜区)で開催される「東京オートサロン 2015 with NAPAC」に出展される予定。

モデルエンジン変速機駆動方式価格
マークX“GRMN”V型6気筒DOHC 3.5リッター6速MT2WD(FR)5,400,000円
CFRP製ルーフパネルを採用して軽量化も図られた

 マークX 350Sをベースに開発されたマークX“GRMN”は、「大人のスポーツFRセダン」をコンセプトに運動性能をブラッシュアップし、一般道からサーキット走行まで幅広く楽しめるモデルとして登場。

 エンジンはベースモデルと共通のV型6気筒DOHC 3.5リッター「2GR-FSE」ながら、最高出力が従来の234kW(318PS)/6400rpmから236kW(321PS)/6400rpmへとわずかに引き上げられるとともに(最大トルクは共通で380Nm[38.7kgm]/4800rpm)、トランスミッションに国産FRセダンとして唯一となる6速MTを採用。

 これに加え、GRMN専用チューニングによるサスペンションの採用、補強用ブレースやドアスタビライザーの追加によるボディー剛性の向上、専用トルセンLSDおよび前後異径サイズのブリヂストン「POTENZA RE050A」(フロント:235/40 R19、リア:255/35 R19)、専用フロント対向4ピストンキャリパー(ワインレッド塗装/GRMNロゴ入り)などの採用により、GRMNならではの“走りの味”を演出。さらにCFRP製ルーフパネルやフロント/リアスポイラーの採用によって走行性能が一層高められている。

ボディーカラーはホワイトパールクリスタルシャインまたはブラックの2色を用意

 エクステリアでは、空力性能に配慮したデザインのフロントバンパー&スポイラーを採用したほか、ライセンスガーニッシュをボディーと同色に、サイドミラーカバーをブラックにするなど、スポーティさを強調。ボディーカラーはホワイトパールクリスタルシャイン(オプション)またはブラックの2色を用意する。

 インテリアでは、6速MTの採用に合わせて専用デザインのシフトレバーを採用。さらにペダル配置を変更するとともに、サイドブレーキを手引き式とするなど、ドライバーが自らの操作でクルマを操る楽しさを追求。専用スポーツシートや小径ステアリングなども装備されている。

 インテリアカラーは黒を基調とし、インストルメントパネルガーニッシュやメーター周辺などにピアノブラック塗装を施した。また、シートやドアトリムなどにウルトラスエード表皮を採用するとともに、専用コンビネーションメーター、GRMNのロゴ入りエンジンスタートスイッチなどにより特別感を付与している。

マークX“GRMN”のインテリア。6速MTの採用に合わせて専用デザインのシフトレバーを採用。ペダル配置も変更されるとともに、サイドブレーキを手引き式とした

マークX G'sのボディーカラーにアウェイクンイエローを追加

「マークX 350S“G's”」「250G“Sパッケージ・G's”」のボディーカラーにアウェイクンイエローを追加

 なお、マークX“GRMN”の発表に合わせて、「マークX 350S“G's”」(432万円)と「250G“Sパッケージ・G's”」(369万2572円)のボディーカラーにアウェイクンイエローが追加されている。

(編集部:小林 隆)