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スバル、東京オートサロン2015でBLITZENモデルのコンセプトを継承する「レガシィ B4 BLITZEN CONCEPT」を出展

6速MTを搭載する「レヴォーグ S CONCEPT」や、2015年のニュル24時間耐久レース参戦予定車の展示も

2014年12月25日発表

 スバル(富士重工業)は12月25日、2015年1月9日~11日に幕張メッセ(千葉県千葉市美浜区)で開催される「東京オートサロン2015 with NAPAC」の出展概要を発表した。

 今回のスバルブースでは、デザインコンセプトモデルの「レガシィ B4 BLITZEN CONCEPT」「XV SPORT CONCEPT」や、STI(スバルテクニカインターナショナル)が手掛けた「レヴォーグ S CONCEPT」などを出展し、スバルの新しいカスタマイズの世界観を提案。

 また、2015年のモータースポーツ参戦予定車としてニュルブルクリンク24時間耐久レース参戦予定車の「WRX STI NBR CHALLENGE 2015」や、SUPER GT参戦予定車である「SUBARU BRZ GT300 2015」の展示なども行われる。

 出展車両などの詳細については、今後特設サイト(http://www.subaru.jp/tas2015/)で配信されていく。

レガシィ B4 BLITZEN CONCEPT(参考出品車)

 新型レガシィB4をベースとした「レガシィ B4 BLITZEN CONCEPT」は、スポーツ性を高めて独自の存在感を打ち出した、過去のレガシィ BLITZENモデルのコンセプトを継承。スバルのフラグシップセダンとしての個性をより強調させた仕様という。

 エクステリアでは、ボディーカラーにBLITZENのイメージカラーである「プレミアムレッド」を設定。フロントはワイド&ローをテーマにBOXERエンジンをイメージしたデザインとし、ホイールやリアスポイラーには力強い走りを彷彿とさせるデザインを採用。

 インテリアにはカーブキルトを施したベージュ色の革を採用するとともに、ボディーカラーとコーディネートしたピアノブラックと赤ラインによるアクセントで引き締めるなど、BLITZENが持つシンプルながら機能美を追求した力強いエッセンスを盛り込んだ。

XV SPORT CONCEPT(参考出品車)

 ヴィヴィッドなサンライズイエローカラーのXVの車高を下げ、イエローストライプを施したスポイラー類を装着することで低い構えを強調し、スポーティな印象を高めた。またグリルやホイールはブラックアウト化され、鮮やかなイエローとのコントラストを強めることでより迫力あるスパルタンな印象とした。

インテリアではブラック内装を採用して引き締まった印象を高め、ボディー色と合わせたイエローステッチやラインを随所に織り込むことで、よりスポーティさを強調。カジュアル&スポーティなXVの世界観を広げたデザインコンセプトモデルとなっている。

レヴォーグ S CONCEPT(参考出品車)

 STIコンプリートカーの最高峰モデル「S」シリーズのコンセプトをレヴォーグで実現したコンセプトモデル。吸排気系を含めSTIで独自にチューニングを行い、水平対向4気筒DOHC 2.0リッター直噴ターボエンジンに6速MTを組み合わせる。

 フレキシブルタワーバーをはじめとするSTIオリジナルパーツも装着し、シャシー/ボディーをさらに強化することで質感高い乗り味と高い直進安定性、気持ちのよいコーナリング性能を両立させたという。

出展車両一覧

参考出品車
・レガシィ B4 BLITZEN CONCEPT
・XV SPORT CONCEPT
・レヴォーグ S CONCEPT
・WRX S4 Customized by PROVA

市販車
・フォレスター tS

モータースポーツ参戦予定車
・SUBARU BRZ GT300 2015
・WRX STI NBR CHALLENGE 2015
・WRX STI 全日本ラリー参戦予定車

SUPER GT提供車
・アウトバック SUPER GT 2015 FRO(First Rescue Operation)

技術展示
・SUBARU BRZ GT300 エンジンモデル

(編集部:小林 隆)