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国交省 延岡河川国道事務局、無料の自動車専用道路「北方延岡道路」を4月29日に全線開通

延長約4.6kmの蔵田~北方間開通により、高千穂町~延岡市間の所要時間は約5分短縮

2015年4月29日開通

北方延岡道路の蔵田~北方間が4月29日に開通

 国土交通省 延岡河川国道事務局は2月19日、無料の自動車専用道路「北方延岡道路」蔵田~北方間を4月29日に開通すると発表した。同区間の開通により、北方延岡道路は全線開通することになる。

北方延岡道路の位置図

 北方延岡道路は、宮崎県北地域の発展等を支援し、国道218号の代替路線機能を目的とした延長13.1kmの自動車専用道路。車線数は2車線、設計速度は80km/h。今回開通する蔵田~北方間はそのうち延長約4.6kmの区間で、開通によって高千穂町~延岡市間の所要時間は国道218号のみを使っていた全線未整備時と比べ約22分、2月19日現在(国道218号+北方延岡道路[北方~延岡間])と比べさらに約5分短縮することが見込まれている。

 九州有数の観光地である高千穂町には、雲海の名所「国見ヶ丘」や高千穂峡といった自然にあふれる観光地が存在し、今回の北方延岡道路の全線開通とともに3月21日に開通する東九州自動車道 佐伯IC(インターチェンジ)~蒲江IC間と合わせ、宮崎県内や福岡・大分方面からのアクセス性が向上し、観光客の増加なども期待されている。

(編集部:小林 隆)