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内閣府など、5月11日~20日に「春の全国交通安全運動」

「子供と高齢者の交通事故防止」を運動の基本に

2015年5月11日~20日実施

「平成27年春の全国交通安全運動」のキャッチフレーズは「思いやりの光景がみんなを笑顔にする」

 内閣府は警察庁などと共同で5月11日~20日の期間、「平成27年春の全国交通安全運動」を実施する。子供や高齢者等の交通弱者に対する保護意識の醸成を図るため「子供と高齢者の交通事故防止」を運動の基本とした。

 運動の基本となる「子供と高齢者の交通事故防止」に関しては、通学中の児童が死傷する交通事故が発生するなど、依然として道路において子供が危険にさらされているほか、高齢者の交通事故死者数が交通事故死者数全体の約半数を占めていることから、通学路等における幼児・児童の安全の確保や、子供と高齢者に対する思いやりのある運転の促進などが進められる。

 また、全国重点項目として「自転車の安全利用の推進(特に、自転車安全利用五則の周知徹底)」「全ての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底」「飲酒運転の根絶」が推進され、5月20日は「交通事故死ゼロを目指す日」とした。

(編集部:椿山和雄)