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鈴鹿サーキットで7月3日~5日に「2015アジアロードレース選手権・第3戦」開催

「アジアプロダクション250cc」「スズキ・アジアン・チャレンジ」の2カテゴリーを初開催

2015年7月3日~5日開催

観戦料金:ゆうえんちモートピア入園料(大人1700円、子ども800円、幼児600円)

トップレースとなる「スーパースポーツ600cc」(写真は2014年開催時のもの)
「スーパースポーツ600cc」にもエントリーする高橋裕紀選手

 鈴鹿サーキットで7月3日~5日、「2015 アジアロードレース選手権シリーズ 第3戦」が開催される。観戦はゆうえんちモートピア入園料(大人1700円、子ども800円、幼児600円)のみで可能となっており、期間中はレースの観戦に加えてパドックエリアにも入場できる。

 今年で設立20周年を迎えるこのレースでは、日本以外にマレーシア、インドネシア、タイ、カタールを舞台に年間全6戦を開催。アジア、オセアニアの13カ国以上から110人以上の選手が集まり、昨年も開催された「スーパースポーツ600cc」「アジアドリームカップ」「アンダーボーン130cc」の3クラスに加え、今シーズンから新設された「アジアプロダクション250cc」「スズキ・アジアン・チャレンジ」の2クラスも実施。合計5クラスで争われる。

 同選手権の最高峰クラスとなる「スーパースポーツ600cc」には、2014年のJ-GP2チャンピオンである高橋裕紀選手のほか、多数の日本人選手がエントリーしており、国内4メーカーのチームも参戦している。

シーズン中で唯一の2時間耐久レースとなる「アジアドリームカップ」(写真は2014年開催時のもの)
低い位置にフレームを設定する“アンダーボーン車両”で争われる「アンダーボーン130cc」(写真は2014年開催時のもの)

 また、今年から新しく設定された2クラスは、2輪市場で次世代の主流になると予想されている250ccバイクに注目して、250ccのロードレーサーでレースを開催する「アジアプロダクション250cc」、加賀山就臣選手が企画・運営し、アジア地区から将来のMotoGPライダーを育成することを目指したプログラムとなる「スズキ・アジアン・チャレンジ」となっており、観戦に新たな魅力を与えるレースとなっている。

スズキ「FU150」によるワンメイクレースの「スズキ・アジアン・チャレンジ」は、加賀山就臣選手(左側写真中央)が企画・運営を担当。アジア地区から将来のMotoGPライダーを輩出することを目的としたレースカテゴリーとなっている

(編集部:佐久間 秀)