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スズキ、3列シートの7人乗り乗用車「エルティガ」をミャンマーで生産・販売開始

1.4リッターエンジン搭載で優れた動力性能と燃費性能を両立

2015年7月29日発表

 スズキのミャンマー子会社である「スズキ・ミャンマー・モーター」(SMMC)は、3列シートの7人乗り乗用車「エルティガ」(Ertiga)の生産を開始。7月末からミャンマー国内のスズキ販売店で販売が開始される。

 エルティガはインド、インドネシアでも生産されているコンパクトMPV(多目的車)で、ミャンマーはアジアにおける3カ国目の生産国となっている。コンパクトサイズのボディーに3列シートを設定し、7人乗車に対応。狭い路地や駐車場でも使いやすい5.2mの最小回転半径を持ちつつ、広い室内空間と居住性を兼ね備える。パワートレーンには1.4リッターエンジンを採用し、優れた動力性能と燃費性能を両立。さまざまな用途を1台でこなすモデルとなっている。

 2013年2月に設立されたSMMCは、ミャンマー連邦の旧首都であるヤンゴン市にあるサウスダゴンに工場を持ち、2014年度には1350台の「キャリイ」を生産している。2車種目のモデルとなるエルティガは、ミャンマーでの4輪車生産と販売を拡大することを目的としたラインアップ拡充の一環となっており、月間目標台数は100台を計画している。

(編集部:佐久間 秀)