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独BMW、北米進出40周年を記念した「3.0 CSL オマージュR」

ディスプレイ付ヘルメットやレーシングスーツなども設計

2015年8月17日(現地時間)発表

 独BMWは8月17日(現地時間)、米国で開催された「ペブルビーチ・コンクール・デレガンス」において、北米進出40周年を記念した「3.0 CSL オマージュR」を公開した。

 同社は1975年に欧州をのぞく地域で初めて販売会社を設立。今回公開された「3.0 CSL オマージュR」はその米国進出40周年とともに、同年に米国でレースデビューしたことを記念したモデル。

 エクステリアでは、かつてIMSAシリーズで活躍したレース車両「BMW 3.0 CSL」からインスピレーションを受けたカラーリングが施されるとともに、ワイドフェンダーや大型リアスポイラー、ディフューザーなどを装着。フロントエンドでは大型のキドニー・グリルが与えられたほか、ヘッドライト内部が「X」状に青く点灯するデザインが与えられた。これはレースの際、ヘッドライトの飛散を防ぐためにX字状に貼るテーピングを想起させるものという。また、フロントウインドーとリアウインドーには「バイエルン・モーター・ワークス」のデカールが貼られ、ホイールはマットゴールドに塗装された21インチアロイ・ホイールを装着する。

 ヘルメットやレーシングスーツ(PUMA製)も新たに設計されたもので、ヘルメットのバイザーはディスプレイを備え、速度やエンジン回転数などを確認することが可能という。

(編集部:小林 隆)