ニュース

マツダ、「マツダコネクト」のバージョンアッププログラム「Ver.56」をリリース

カーナビの地図表示やルート検索の改善、USB接続機器の不安定さを低減

2015年9月3日発表

マツダコネクト

 マツダは9月3日、「マツダコネクト」のコネクティビティ・マスタ・ユニット(CMU)のプログラムを更新するバージョンアッププログラム「Ver.56」をリリースした。

 Ver.56での改善点は、「CMUの作動安定性向上」「USB接続機器の動作安定性向上」「ナビゲーションのルート検索精度向上」「DSRC情報の精度向上」の4点。

「CMUの作動安定性向上」では、CMUソフトウェアの情報処理効率を向上させ、カーナビの「地図が起動しない」「表示が出ない」といった症状の発生を低下。

「USB接続機器の動作安定性向上」では、特にiPodで多く発生しているデバイス競合による動作の不安定さを低減。USBフラッシュメモリーに保存したWMAロスレス形式の音楽データが再生できない問題を改善している。

「ナビゲーションのルート検索精度向上」では、目的地までの経路に細街路(幅3m~3.5mの道路)を含む場合に目的地検索をすると、「ルートが探索できませんでした」と表示されてルート案内できない問題を改善。ただし、この場合には、幅3m未満の道路を通過する経路は引かず、目的地までの直線距離で最も近い場所まで案内するとのこと。

「DSRC情報の精度向上」では、SA(サービスエリア)と道の駅から発信されている情報が表示できない問題を改善している。

【お詫びと訂正】記事初出時、DSRC情報の精度向上の項目について内容に間違いがありました。お詫びして訂正させていただきます。

(編集部:佐久間 秀)