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アウディ ジャパン、新社長に日産出身の斎藤徹氏が就任

現社長の大喜多寛氏は12月31日付で退任

2015年11月30日発表

2016年1月1日付けでアウディ ジャパン 代表取締役社長に就任する斎藤徹氏

 アウディ ジャパンは11月30日、2016年1月1日付けで同社代表取締役社長に斎藤徹氏が就任する人事を発表した。現代表取締役社長の大喜多寛氏は12月31日付で退任する。

 斎藤氏は1982年に日産自動車に入社。主に海外事業部門でキャリアを積み、日産ロシア社長、日産ヨーロッパ上級副社長、インフィニティ部門統括執行役員などを歴任。オーテックジャパン 代表取締役最高執行責任者(COO)を経て、今年4月にアウディ ジャパン販売 代表取締役社長に就任した。

 一方、退任が決定した大喜多氏は、2006年にアウディ ジャパンに入社。営業担当取締役などを経て、2010年9月に代表取締役社長に就任。製品ラインアップの拡充や販売店ネットワークの強化を通して、アウディ車の日本での販売を8年連続で増加させるなど、近年のアウディブランドの日本での成長の原動力となった。今回5年間の任期を区切りとして、代表取締役社長を退任するとしている。

(編集部:椿山和雄)