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伊フェラーリ、「カリフォルニア T」に新オプション「ハンドリング・スペチアーレ」導入

前後に硬度を高めたスプリングなど採用

2016年1月22日(現地時間)発表

カリフォルニア T

 伊フェラーリは1月22日(現地時間)、「カリフォルニア T」に、新しいオプション「ハンドリング・スペチアーレ(HS)」を導入すると発表した。新オプションの詳細は、ジュネーブ国際モーターショーで公開される。

 HS(ハンドリング・スペチアーレ)オプションは、スポーティなドライブ・エクスペリエンスを希望するオーナーに向けて用意されたもので、特にタイトなコーナーが連続するチャレンジングなワインディング・ロードでその実力を堪能できるという。

 HSオプションには、前後とも硬度を高めたスプリング(フロント:+16%、リア:+19%)を組み込んだ新ダンパーを採用し、コーナーでのロールをはじめ、ダイブやピッチなど荷重変化に対する車体コントロール性能を向上。車両を制御する「マネッティーノ」の「Sport」モードにおいても、今まで以上に鋭さを際立たせたセットアップに仕上げたとしている。

 また、HSオプションには、2本のプライマリーパイプを備えた新形状サイレンサーによってエンジン・スピードに比例してエグゾースト・サウンドも増加するよう設計された新エグゾースト・システムも含まれ、同モデルのスポーツ性を強調する。

(編集部:椿山和雄)