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サンコー、赤外線LED付きのカメラ2個で前後を同時撮影できるドラレコ

カメラは180°回転してサイドの撮影も可能。専用ソフトからKMLデータ出力にも対応

2016年2月1日発売

1万4800円

「前後赤外線LED付きデュアルレンズドライブレコーダーGPS2」の車両装着イメージ

 サンコーは2月1日、2つのカメラを備えるドライブレコーダー「前後赤外線LED付きデュアルレンズドライブレコーダーGPS2」を発売した。価格は1万4800円。

 このドラレコでは、本体左右に赤外線LED付きのカメラ2個を装備。それぞれ180°回転する120万画素のカメラによって、前後や左右など2つの動画を同時撮影して1ファイルとして保存できる。赤外線LEDのライトはそれぞれに8個が設置され、夜間の車内といった暗い場所もしっかりと撮影できる。また、動画の保存コーデックは「H.264」で解像度は1280×480。前方を走る車両のナンバープレートや車内にいる人の顔なども明確にチェックできるという。

本体サイズは124×24×46mm(幅×奥行き×高さ)で重量は98g。レンズは120°広角で記録画素数は120万画素
本体背面に2インチの液晶モニター、各種操作ボタンを配置。左下のSOSボタンでマニュアル操作による上書き禁止のロックができる

 本体にはGセンサーを備えており、GPSユニットの接続に対応。急ブレーキや衝突などによる加減速G、動画を撮影した場所の位置情報や速度などが動画と合わせて記録できる。この加減速Gによって録画データの上書きを禁止するロックが掛けられるほか、動画の管理や確認に使う付属の専用ソフト「CANASONIC」の画面上で、Gセンサーが記録した加減速G、位置情報を使った地図表示などが可能になる。位置情報はKMLデータとしての出力にも対応する。

 録画はシガーソケットからの給電と連動してON/OFFが行なわれ、記録するmicroSDカードの容量に合わせてループ撮影が可能。2分ごとに1ファイルが自動的に生成され、カード容量を使い切ると古いデータから上書き保存されていく。この上書き保存は上記の加減速Gによる上書きを禁止のほか、本体背面のボタンでもロック設定ができる。

「前後赤外線LED付きデュアルレンズドライブレコーダーGPS2」製品解説動画(1分11秒)
付属物一式。電源やGPSユニットのインターフェイスはminiUSB端子となる
専用ソフト「CANASONIC」の画面では、動画と合わせて加減速GやGPS情報などさまざまなデータを確認できる
「専用ソフトX2Player」操作動画(1分16秒)

(編集部:佐久間 秀)