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ドゥカティ、「スクランブラー 2016 フルコレクション」ローンチパーティ開催

トークショーやライブパフォーマンスなどで「ドゥカティ スクランブラー」の世界観を演出

2016年2月4日開催

 ドゥカティジャパンは2月4日、「イタリア インディペンデント」とのコラボレーション製品である「ドゥカティ スクランブラー」リミテッド・エディションのジャパンプレミアを実施。合わせてイタリア インディペンデントによるサングラス・コレクションも発表した。

 その後、ファッションエディターの祐真朋樹氏のトークショー、スカバンド「THE MAN」のライブパフォーマンスなどを含むプロダクトローンチパーティーを開催したので、その模様をリポートする。

「スクランブラー 2016 フルコレクション」ローンチパーティ

会場となった東京 青山の「Royal Garden Cafe」

 この日に日本初公開された限定モデル「ドゥカティ スクランブラー イタリア インディペンデント」は、ドゥカティ スクランブラーとイタリア インディペンデントが「カフェ・レーサー」の世界にインスピレーションを得て製作したモデルであり、世界で1077台のみとなる限定生産車。そしてドゥカティ スクランブラーを象徴するテーマ「ランド・オブ・ジョイ」にインスピレーションを得て製作された「メイド・イン・イタリー」スタイルの製品シリーズが「スクランブラー 2016 フルコレクション」である。ドゥカティとイタリア インディペンデントの特徴である、ディテールに至るまで細心の注意を払う姿勢によって、ドゥカティ スクランブラーが提唱するライフスタイルを完璧に表現している。

会場の屋外スペースに展示されていたドゥカティ スクランブラー。グレードにより装着されるパーツが異なっている

 ドゥカティジャパンは2015年5月に、ドゥカティ スクランブラーをモチーフとしたコンセプトストア「Ducati Scrambler 原宿」をオープン。カジュアルアイテムを中心とした商品ラインアップで、バイクへの関心の有無に関わらず、原宿を訪れるファッション感度の高いユーザーをターゲットに、ドゥカティやスクランブラーのブランド認知度向上を狙っている。“世界で唯一となるスクランブラーのコンセプトストア”としてスタートしたこの店舗では、ドゥカティ スクランブラーのロゴをあしらったTシャツやジャケット、ブーツ、ヘルメットといったライダー製品のほか、雑貨、アクセサリーなどを取りそろえ、ライダーだけでなく、バイクに乗らない人も手に取りやすいアイテムを販売している。

 なお、ローンチパーティの会場となった東京 青山の「Royal Garden Cafe」でも、ドゥカティ スクランブラーの車両展示に加え、「Ducati Scrambler 原宿」でも取り扱うようなTシャツやヘルメットなどを用意して、コンセプトストアが持つ雰囲気を演出していた。

スクランブラーのロゴが入ったヘルメットなどを展示

開場して即時満員。ファッション界やスポーツ界の有名人も来場

会場内に展示された「ドゥカティ スクランブラー アイコン」
会場のようす

 パーティには、ファッション界やスポーツ界の有名人も多数来場。芸能界に疎い筆者も「前にテレビで見た」とか「あのメーカーの広告のモデルだ」と気づくことが何回もあったが、とにかく開催されたカフェのキャパシティを超えるほどの来場者で、混雑した場所では脚を踏み出すこともできないほどの盛況ぶり。ファッションエディターの祐真朋樹氏が出演するスペシャルトークショーやTHE MANが登場するライブパフォーマンスも盛り上がりに拍車をかけた。

展示車両の周囲には、カスタマイズパーツなども展示

 会場2階では、EDM系を中心としたプロDJによるプレイが行なわれ、パーティのBGMとして使用されていた。また、ドゥカティ スクランブラーと各オプションパーツなども展示され、ドゥカティジャパンのメカニックによるパーツ変更のライブパフォーマンスも行なわれた。プロメカニックによる手際のよい作業が披露され、足を運んだドゥカティファンがパーツの外し方などを真剣な眼差しで眺めていた。

ドゥカティジャパンのメカニックによるパーツ変更のようす

 作業を行なっていたメカニックにどのようなパーツが人気か質問したところ「ハンドルを一般的なバータイプからクリップオンタイプに交換することや、マフラーの変更が多いですね。やはりスクランブラーは洒落たバイクですから」とにこやかに回答をもらった。ドゥカティ スクランブラーのテーマは「ランド・オブ・ジョイ」。自分の趣味に合うタイプの車両を選んでともに過ごすということだけに、世界中でカスタマイズが流行ってきているらしい。これから日本でも、ユーザーごとのライフスタイルに合わせたドゥカティ スクランブラーが増えると楽しいだろうと感じた。

(酒井 利)