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独フォルクスワーゲン、ディーゼル不正問題で「ゴルフ」約1万5000台のリコール開始

グループに分けて段階的に実施。欧州全土でも実施予定

2016年4月28日(現地時間) 発表

 独フォルクスワーゲンは4月28日(現地時間)、ディーゼルエンジンに不正プログラムを使用していた問題で、対象となる「ゴルフ」約1万5000台のリコールを開始すると発表した。

 同社はリコール作業において、技術的な解決策によって対象車の燃費、性能または騒音に変更を生じさせないことを目標に掲げており、ドイツ連邦自動車局(KBA)は、今回の対象モデルとなるゴルフ「TDI Blue Motion Technology」について、この目標が完全に達成されたことを承認した。今後、リコール作業は対象車を複数のグループに分けて段階的に実施されるという。

 ドイツでは間もなくユーザーからの予約受付が開始され、その他の該当モデルも近日中に対象になるとしている。今後、欧州全土で実施予定としている。

(編集部:椿山和雄)