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曽爾村をクラシックカーやスーパーカーが駆け抜けた!「TOYO TIRES 第1回スペシャルステージ曽爾クラシック」

トヨペット・クラウンからラ・フェラーリ、アヴェンタドールまで幅広い年代のクルマが大集合

2016年5月21日~22日 開催

奈良県曽爾村の村道4カ所を封鎖して初開催された「TOYO TIRES 第1回スペシャルステージ曽爾クラシック」

 奈良県曽爾村で5月21日~22日の2日間、「TOYO TIRES 第1回スペシャルステージ曽爾クラシック」が開催された。曽爾村の協力で村道を封鎖して初開催されたイベントに、クラシックカーやスーパーカーなど数多くのクルマが参加した。

 イベント会場となった曽爾高原ファームガーデンには、「カローラレビン」「トヨペット・クラウン」といった国産クラシックカーから、フェラーリ「ラ・フェラーリ」、ランボルギーニ「アヴェンタドール」、マクラーレン「650S」などのスーパーカーまで様々な年代のクルマが集まった。

イベント会場となった曽爾高原ファームガーデン

 イベントでは曽爾村内の村道4カ所を封鎖したスペシャルステージ(SS:特別計測区間)が設定され、設定タイムが速い「ハイアベレージ部門」と設定タイムがゆったりとした「アベレージ部門」、それぞれ設定タイムとの誤差で順位を決定する競技などが行なわれた。

 スペシャルステージとなったコースは、山の中を走る村道とあって道幅も狭め。勾配のある区間では、余裕で走れてしまうハイパフォーマンスなスーパーカーに対して、クラッシックカーでは非力なエンジンをアクセル全開にして駆け上がらなければならず、設定タイムに速度を合わせるのに一苦労していた様子で、途中リアイアする車両もあった。

 スペシャルステージへの立ち入りは規制されていて、一般の人が競技の様子を見学することはできないが、会場となった曽爾高原ファームガーデンでは駐車場に珍しいクルマが集まっている様子や、競技に向けてスタートする様子を見学する大勢の人の姿があった。

村道を封鎖したスペシャルステージ
曽爾高原ファームガーデンを起点に村内に設定されているスペシャルステージにスタートする
出発前に参加するドライバーが意気込みなどを語った
イベントに参加した車両が村内をパレードした

 競技イベントのほか、村内では競技に参加した車両、希少なクラシックカーも参加してパレード走行が行なわれた。また、同イベントのゲストとしてD1グランプリシリーズに参戦するTeam TOYO TIRES DRIFT チームドライバーの川畑真人選手と、レースクイーン「TOYO GIRLS」の日比ゆりさんが登場。前夜祭のトークイベントなどに参加してイベントを盛り上げた。

レースクイーン「TOYO GIRLS」の日比ゆりさんが登場して2日間のイベントを盛り上げた
前夜祭では曽爾村の観光大使を務める女優 吉田桃華さんが曽爾村の魅力について話すトークイベントなども開催
前夜祭ではポールダンスやファイヤーダンスのほか、締めくくりに花火が打ち上げられた

 イベントの舞台となった曽爾村村長の芝田秀数氏は「来年も再来年も続けていけるようよろしくお願いします。これを機会に何かありましたら曽爾村にお越しいただきたい。私たちはこの美しい村を守っていきたいと思っています」と、初開催の感想を話した。

 イベントの実行委員長 岡波玲嘉氏は「初めてのイベントで、ドタバタしたり、いろいろ問題があったり課題が出てきたりしましたが、皆様のおかげで1件も事故もなく無事に終わることができました。これが一番嬉しいです」と語るとともに、「1回目の課題を克服して、来年はさらにパワーアップしていきたい」と来年の開催への意気込みを示した。

曽爾村村長の芝田秀数氏
大会実行委員長 岡波玲嘉氏
クラス別の表彰式の様子
表彰式にはゆるキャラの「わっくま」と「つえみちゃん」が登場したほか、Team TOYO TIRES DRIFT チームドライバーの川畑真人選手によるじゃんけん大会なども実施された

(編集部:椿山和雄)