レクサス、エコドライブでポイントを貯めて寄付できるサービス
「HS250h」に搭載、「ハーモニアスドライビングナビゲーター」

ハーモニアスドライビングナビゲーターのサービスイメージ

2009年6月10日発表



 レクサス(トヨタ自動車)は6月10日、利用者がエコドライブを楽しみながら継続でき、さらにその成果が社会貢献活動への寄付にもつながるサービス「ハーモニアスドライビングナビゲーター( Harmonious Driving Navigator ) 」を発表した。2009年7月発売予定のレクサス初のハイブリッド専用車「HS250h」に採用すると言う。

HDDカーナビ画面イメージ

 このサービスは、エコドライブすることで、「乗って」「貯めて」「比べて」楽しいと感じられるよう配慮されたサービスで、継続的にエコドライブを続けてもらうためのサポートを目指している。

 具体的には、エコドライブインジケーターが点灯する運転や、ハイブリッドシステムインジケーターのハイブリッドエコエリア内での走行、またエコモードスイッチを選択してのドライブなど、利用者がエコドライブを実践すると、その情報がG-Linkを通してG-BOOKセンターへと送られ、その度合いに応じてポイントが加算される。さらにエコドライブの習熟度を、Gold、Silver、Bronzeの3段階のステータス(ステータス毎にさらに3段階にランク分け)で毎月判定を行い、その結果がHDDカーナビに表示される。

 加算されたポイントは、日本ユネスコ協会連盟が行う「プロジェクト未来遺産」の市民活動の中から寄付先を選択して、利用することができる。利用されたポイントに応じて、レクサスから寄付が行われる。寄付先や利用するポイント数は、HDDカーナビから申請可能だ。

 また、獲得ポイントや現在のステータス、平均燃費の月別推移といったエコドライブ履歴に加え、獲得ポイント月次ランキングなどを掲載する専用ホームページをオーナーズサイト上に開設、パソコンや携帯電話から確認ができると言う。

(瀬戸 学)
2009年 6月 10日