BMW、MINIの生産累計150万台達成を発表
記念モデルはチリ・レッドカラーの「MINI Clubman」

「MINI Clubman」とBMWグループの販売及びマーケティング担当取締役であるイアン・ロバートソン氏

2009年7月8日発表



 ビー・エム・ダブリューは7月8日、2001年から生産が始まったコンパクトカー「MINI」の生産累計が150万台に達したと発表した。

 記念すべき150万台目を生産したのは英国オックスフォード工場で、モデルはチリ・レッドカラーの「MINI Clubman」。同車両は英国内で納車されると言う。

 オックスフォード工場では、「MINI ONE」「MINI Clubman」「MINI Convertible」「MINI John Cooper Works」「MINI John Cooper Works Clubman」「MINI John Cooper Works Convertible」の6モデルが生産されている。これまでに生産された150万台の内訳は、ハッチバックタイプが約124万台、オープンモデルのConbertibleが約17万9000台、ワゴンボディーのClubmanが約7万9000台となっている。

 なお、BMWグループの販売及びマーケティング担当取締役であるイアン・ロバートソン氏は「今日はオックスフォード工場にとっても、50周年を迎えたMINIブランドにおいても、記念すべき日と言えます。クラシックMiniの記念すべき第1台目は50年前の1959年5月8日、この工場で完成しました」と、さまざまな記念すべきことが重なったとコメントしている。

 また、現在は自動車業界にとって「厳しい時期」としながらも、MINI自体の受注数は増えており、今後も新モデルを市場に投入していく予定だと明言している。

(編集部:小林 隆)
2009年 7月 8日