BMW、「MINI Adrenaline Clinic」を開院
John Cooper Worksでアドレナリン分泌を促進

六本木ミッドタウン前に集合した6人のMINIナース

2009年7月15日~28日



BMW Group Studioは東京駅八重洲口のすぐ隣

 ビー・エム・ダブリューは、MINIのハイパフォーマンスモデル「John Cooper Works」(ジョン・クーパー・ワークス)のコンバーチブルとクラブマンの発売を記念して、「MINI Adrenaline Clinic」(ミニ・アドレナリン・クリニック)を、7月15日~28日に開催する。

 会場は同社ショールーム「BMW Group Studio」(東京都千代田区丸の内1-9-2)。時間は10~20時。入場無料。

 John Cooper Worksは、MINIにワンメイクレース用のターボチャージャーやトランスミッションを組み込んだホットモデル。2008年12月にハッチバックモデルが国内発売され、2009年7月にコンバーチブルとクラブマン(ワゴン)が追加された。

 MINI Clinicはその名のとおり“病院”。“来院”した“患者”のアドレナリンをMINIナースがチェックし、アドレナリンレベルが足りなければ、John Cooper Worksの試乗を“処方”する。John Cooper Worksで運転の楽しさを味わえば、アドレナリンが分泌されて、元気と活力にあふれた生活を送ることができるという寸法。

BMW Group StudioにはJohn Cooper Worksのカブリオレとクラブマンが展示されている
こちらはMINIのワンメイクレース「MINI CHALLENGE」仕様車

 クリニック開設初日となる7月15日は、6人のMINIナースたちが、BMW Studio前に飛び出し、通行人を診察した。さらにその後、六本木ミッドタウン前で“往診”し、同じように通行人を診察した。

 診察は、このために作られた機器「アドレナリン・チェッカー」によるアドレナリンレベルの測定、と、特製視力検査表による視力検査、やはり特製の画像によるロールシャッハテストが行われ、最後にMINIナースの問診を受ける。「平坦な毎日にシゲキがほしいと思うことがある」といった質問に答え、アドレナリンレベルが測定されると、John Cooper Worksの試乗が薦められる。ちなみに六本木ではBMW Group Studioに行くように、と誘導される。

BMW Group Studioにはアドレナリンクリニックのステッカーが貼られ、怪しげな白衣を着たマネキンがMINIナースが登場
MINIナースの診断ツール。左からアドレナリン・チェッカー、視力検査表、ロールシャッハテスト用画像
アドレナリン・チェッカーは息を吹き込んで測定。20以上で合格だが、この日の最高記録は17だったということで、かなり厳しい診察である視力検査。全部読めるまで終わらないという、これまた厳しい診察ロールシャッハテスト。こちらも正解するまで止めてくれない。ロールシャッハテストに正解はないはずだが
最後は問診。ほぼ「アドレナリンが足りませんねー」という結果になる問診が終わると薬などが処方される問診表と、処方される薬。John Cooper Worksに乗ってアドレナリンが出過ぎてしまった場合に、このミントで頭を冷ます
BMW Group Studioでの診察を終えて、六本木に出発するMINIナースたち。もちろん移動のアシはJohn Cooper Works
28日まではBMW Group StudioにMINIナースが常駐する

 MINIナースにあれこれと診断してもらうのは、その方面の趣味を持っていなくとも楽しそうだが、車好きにはこのプロモーションにもう1つうれしいことがある。それは、7月28日までの期間中は、BMW Group Studioでジョン・クーパー・ワークス全車種(ハッチバック、カブリオレ、ワゴン)の試乗が可能ということ。ジョン・クーパー・ワークスはその性格上、試乗車を持っていないディーラーも多いので、ここに来れば必ずジョン・クーパー・ワークスに乗れるというのは、この車に興味のある向きにはありがたいことだろう。

 なおショールームでのクリニックは28日まで。路上でのクリニックは16日にも行われ、12~13時が東京駅のBMW Group Studio前、14~15時が東京ミッドタウン周辺となっている。

六本木ミッドタウン前に到着、往診を始めた
MINIナースのJohn Cooper Works

(編集部:田中真一郎)
2009年 7月 15日